寺内小だより 2月待春
■ 寒さに負けない子どもたち
<こおってるかな?>
確認のため集まってくる子どもたちがいます。それは氷ができ
ているかどうかです。
金属、プラスチック、紙、ガラス、カップ麺の容器などいろい
ろな材質のコップや皿に入れた水が、どうなっているかの確認
です。なかには砂糖や塩などが混ざっている水もあります。
氷が張っている容器を見つけると、とても満足気に指で突いた
りしています。
凍り方に、いろいろな条件の違いを考えてくれているかな。
<凧あげ>
に広がって手作りの凧揚げに挑戦しました。凧の足には子ども
たちが思い思いの絵や文字を書き込んでいます。
今は風を利用して揚げているというより、走った分だけ糸を
引っ張り、その勢いだけで揚がっているようで、とても運動量
の必要な凧揚げです。
練習して少しずつ上手になっていきます。
体育参観としての持久走は中止となりましたが、どの学年も、
クラス単位で5分間走に取り組みました。
走るときはマスクをはずして、少人数に分かれています。
コロナ禍による運動不足で体力低下を補うために、無理をしない
ように自分のペースで楽しみながら走るようにしました。
■春の彩を思い描いて
校内にある花壇には、用務員さんが、もうすぐやってくる春に咲く、
いろいろな花を植えてくれています。ネモフィラ・ムラサキハナナ・
サクラソウ・ワスレナグサ・アグロステンマ・ノースポール・
チューリップなど、感染拡大の不安が続く中、きっと私たちの心を
和ませてくれると思います。咲き誇ったいっぱいの花を観る日が、
今から楽しみです。
2020年の春から、私たちはコロナ禍という大きな変化の中で、戸惑いや不安を感じながらも、
子どもたちと職員が一緒になって感染拡大防止の対応をしてきました。
残念ながら今は再び「まん延防止等重点措置」にともなう対応となりましたが、3学期の大切な
まとめの時期でもあります。制限されることは守りつつ、創造と工夫で子どもたちと変化を楽し
める学校生活にしていきたいと思います。