春本番。草木も勢いよく芽吹き、若葉が輝くにぎやかな     

校庭になってきました。一方で今、コロナ禍でつらい思い

をしている人たちもいます。こんな時だからこそ、人と人

とがつながって、お互い助け合い、温かい心の触れ合いを

大切にしたいものです。「学校に来ると安心できるね」、

子どもたち一人ひとりからそんな声が聞ける学級づくりを 

進めていきたいと思います。

■新年度 それぞれのスタート

 子どもたちも、それぞれ新しい学年・学級で元気にスタ

ートしました。1年生は入学後10日程度の間、見守りボラ

ンティアの皆さんにより、下校する子どもたちを自宅近く

まで付き添っていただいています。毎年のことですが、た

いへんお世話になっています。

また、給食も始まり、担任の先生から給食当番の服装や準

備の仕方、後片付けにいたるまで、丁寧にお話をしてもら

いました。食器やおかずの入った食かんなどは、それぞれ         

の教室の前まで持ってきてもらっています。しばらくは教

員で配膳していきますが、当番の子どもたちで、牛乳やお

かずをこぼしたり落としたりしないでうまくできるか楽し

みです。また、楽しい給食の時間ですが、食事前後の手洗

いや換気、机を向かい合わせにしないこと、会話を控える

ことなどの感染拡大防止対策は、全学年で徹底しています。

学習環境を整える美化と安全  

3度目の緊急事態宣言が発出されました。参観の中止や遠    

足の延期など、再び制限された教育活動がはじまりました。

換気や消毒作業を継続し、落ち着いた学習環境を整えると

ともに、子どもたちがホッとできる空間が必要と、用務員

さんが校内の所々をノースポール、サクラソウ、チェリー

セージ、キンギョソウなどの花でいっぱいに飾り、廊下か

らも見える校舎の一隅はフラワーガーデンとして、手作り

のかわいいミニチュアの掃除道具などもいっしょにおいて

ます。また、子どもが溝に足をとられそうになったと聞け

ば、すぐにふたを作って覆うなど、細やかな安全作業も進

めてもらってます。