リモート全校朝礼

スクールカウンセラーの先生

生徒会から

 リモート全校朝礼(写真1)

スクールカウンセラーの先生(写真2)

 生徒会執行部から(写真3)   

 新型コロナウイルスの新規感染者数が1000人を超える日が6日連続で続き、大阪府は20日に緊急事態宣言発令を要請しました。現在政府は検討を進めています。さて、20日の4月全校朝礼(下写真)も、A西会議室から各教室を見通せるリモート開催です(写真1)。朝礼は校長先生のお話、スクールカウンセラーの先生紹介、生徒会から(前期専門委員会方針、生徒会執行部等)、最後に生徒指導の先生からお話をしました。4月全校朝礼

 ① 校長先生&スクールカウンセラー おはようございます。世の中の状況は刻一刻と変化しています(中略:新型コロナウイルス 緊急事態宣が出るかもしれない・・・)緊急事態宣言が発出されても、学校生活は止まらないとは思いますが、改めてみんなにお願いしたいことがあります。近隣校で全員PCRを受けたり、さまざまな理由で休んでいる人がいます。今の状況では、”そっとしておいて欲しい。聞かないでほしい” と感じている生徒がいます。その気持ちを「察」してあげてください。

 さて、今日はスクールカウンセラーの湯浅先生を紹介します。湯浅先生には、「コロナ禍で感じるしんどさってなんだろう」というお話をしていただきます(写真2)。SC

 湯浅「・・・コロナは病気なので感染したらと考えると、身体のことが心配なのはもちろんですがそれだけではありません。感染したら入院や隔離、周りにどう思われるかなど、どうなってしまうのかという不安が大きくなります。コロナの感染にたいする対策は、手洗い・うがい・消毒・密を避ける等色々していますが、この”不安”への対策はできていません。感染対策はしっかりしているにも関わらず、感染者が増えてきている。「不安対策」はできないまま今後どうなるのか、どうして良いのかがわからないという不安状態が一年以上続いているのですから、慢性的なストレス状態におかれるのも当然なのです。コロナ禍で、今自分が何をしていいかわからない。どうしていいかわからない。コロナの情報を毎日書かないと気がすまない人もいます。心(イライラ・落ち込む等)と体(眠れない食べられない)と行動(コロナ情報に過敏になる等)に変化が生じますが、コロナ禍で、こうなってしまうのは自然なことなのです。なにか自分がいつもと違うって感じたら・・・。一人で悩まず、誰かと話しましょう。友達と電話でもLINEでも。家族や先生と話しましょう。いつでもカウンセラーの私のところに来てください」

 ② 生徒会より(写真3)  上下協心(しょうかきょうしん)~心をひとつにして、壁に挑もう~

 この上下協心というスローガンは『上下一心』(学年関係なく皆で仲良くすること)と『戮力協心』(皆と力を合わせ中心となる目標を達成する)という二つの四字熟語を組み合わせて作りました。私たち、前期執行部は昨年度後期の執行部が掲げていた「縦と横のつながりを大事にする」という思いを受け継ぎながら、一人がすべてをやり遂げるのではなく、九中生全員で協力し合いながらやり遂げていく九中を目指していきたいと思っています。

 ③生徒指導の先生より 「あいさつ」と「手洗い」について。一日は気分良く過ごしたいものです。そのために挨拶が大事です。おはよう、こんにちは、さようなら・・・。挨拶は、大人になっても色々なところで人とコミュニケーションに大切な役割を果たします。しっかりと挨拶をしましょう。次に「手洗い」です。昼食前、移動教室の後、クラブの後は特に、できていますか。・・・まわりで、しんどい人がいたら心配りをする、声をかけることでつながりを大切にしましょう。

上下協心(しょうかきょうしん)生徒会スローガン