1月1日に起こった能登半島地震。

1月9日の始業式から始まった地震で被災された方々への支援活動。それが『義援金』という形となり、6年生の代表から日本赤十字社の方へ直接手渡されたことをもって、一連の活動は終了を迎えました。(その贈呈は対面で行いたかったのですが、前日から降り続いた雨により、甲子園並みの水はけを誇る東丘小の運動場でも間に合わなかったので、Zoom配信による全校朝会にて行いました。)

今回の活動には素晴らしかったことがいくつもあります。

①自発的に行動を起こしたこと。

②地域にも発信し、共同・協同して活動ができたこと。

③700枚を超える手作りポスター1枚1枚に色を塗って配布したこと。

などなど、途中に無念の学級閉鎖もありましたが、お互いに休みのクラスの分もフォローしながら、どうにかこうにか最後まで辿りつきました(´Д`)

  

東丘小では、慈善活動として緑の羽根募金やユニセフ募金などにも取り組んでいます。緑の羽根募金は地球の緑化推進にあてられ、その一部は東丘小の緑に還元を。ユニセフは、世界の支援を必要とする子どもたちへの支援に役立てられています。ともに今回の活動と同じく、担当の委員会などが内容や意義を説明したり、ポスターを掲示したりして呼びかけを行い、その都度活動への理解と協力を得ています。

  

手段として物資(水やカイロなど)による支援も考えましたが、金沢の担当窓口の方に相談したところ、『申し出はありがたくても受け入れ作業が煩雑で、しかも現地近くまで持って来ていただく必要もあるのです』とのことでした。『募金による支援が汎用性もあり、確実に被災者の方々に届きますよ。』と、日本赤十字社の方もそう話されていました。

地震の発生から2か月が経過し、能登半島地震関連のニュースや報道も少なくなっているように感じます。それだけ支援が進んでいるのであれば良いのですが、復興にはまだまだ程遠い地域もあるのではないかと察します。

募金をする・しないにかかわらず、気温が低い日に大阪が・自分だけが寒いのではなく、『能登は雪が降っていないかな?家が壊れてしまった人はどうしているのだろう??』と、被災地を慮る、自分ごとに考える、それだけでも十分“心の募金”になっているのではないかとも思います。

  

この一連の活動から、思いをもって自発的に行動すること、それが大きな原動力となり、これまでにないものを生み出し、最終的には切り拓く力になること、それを6年生は見事に体現してくれました。

そのパワーと実行力には脱帽です。大人も負けじと頑張らなければ…、年々心身ともに重たくなっている気が・・・(ノД`)シクシク【学校だよりから引用】

本募金活動は、東丘小の子どもたちに加え、保護者のみなさんや道行く地域の方々や未就学の子どもたち、募金箱を設置いただいた地域自治協議会やポスター掲示に賛同していただいた東丘小校区の各マンションの方々などなど、様々な方々のチカラが結集して結実した活動だと思います。

多大なるご理解・ご協力をいただだきありがとうございました。

※正面の画像につきましては、本人・保護者の了解を得て掲載していることを申し添えます。