4月に小学校への入学を迎える年長さんが、体験入学『なかよしらんど』にやってきてくれました。

先生からの挨拶では、『園では一番年上で一番頼りになる年長のみなさん…』と軽~くプレッシャーをかけつつ、せっかく来てくれたからには大人でも何度来ても『どこから入ってきたのでしょうか?』となる広~い校舎で思い存分迷ってもらって、1年生が今か今かと待っている教室をめざして探検に出てもらいました。じっくり歩くだけでも10分以上かかる校舎ですが、折角たくさん歩いてもらうのでさらに仕掛けを。

 

ディズニーランドのかくれ〇っキーほど巧妙に隠してはいないものの、東丘小が誇る50周年記念キャラクター”陽がし丘SUN”を校内各所に散りばめ、3つは表情の違うレアキャラも投入しました。(「11個見つけた!」という子もいて、頑張って仕掛けた甲斐がありました(´;ω;`)ウッ…)

  

『せっかくなので中へどうぞ~』と5年生の教室に招かれて教室内を通っての見学もありました。5年生は見られなくてもいつも…きっと…必ずや…そうだと思いますが、グッと背筋が伸びて『さすがは高学年!』という感じでした。本音を言えば、自分より半分の歳の子たちにキラキラした目で見られると、背筋も伸ばすしかないというのが正直なところでしょうか(´艸`*)

   

どうにかこうにか1年生の教室に到着し、待ってましたの1年生が今度は日本が誇る‟O・MO・TE・NA・SHI”の心で迎えてくれました。それぞれの教室では、クラスの持ち味が発揮された取組みを披露してくれていました。

最後は、豊中市立小学校で第5位の広さを誇る運動場で、時間の許す限り盛大に遊んでもらいました。

 

こうやって年長さんに小学校に来てもらうことで、小学校のイメージをもってもらったり、迎える側の小学生も年上・先輩としてのプライドが目覚めます。ちょっと前までは迎えられる方の年長さんだった1年生も、出し物を披露したり勉強する姿を見せたり、いつの間にかだいぶと逞しくなりましたね~。

最後に、東丘小体験ツアーには恒例の‟おみや”がついています。入学してからの生活の授業で、手塩にかけて育てたアサガオが残してくれた種を手作りの封筒に入れてプレゼントしました。そして、4月から新1年生がアサガオを育て、種を収穫し、また次の年長さんへ…と学びをつないでいきます。体験を終えて帰る年長さんの首からお花のメダルも誇らしげにかかっていました。

さあ、4月にはもう早くから準備万端の背中より少し大きい色とりどりのランドセルで、入学式にはまた体育館に元気な姿で戻ってきてくれることを楽しみにしています。

引率の先生方ならびに保護者のみなさま、ご参加ありがとうございました。