3年生の算数の教科書には『そろばん』の単元があります。

そろばん教室は東丘にも昔からあって、教室に通う子もたくさんいます。その中には、大会で上位入賞を果たす児童もいると聞いています。

さてさて、こんなGIGAスクール構想やICT教育の進んできている令和の時代、計算機はおろかスマートフォンでも計算するだけなら一瞬で答えを出すことが出来ます。現在のスーパーコンピューターなら、一体どれだけのケタの計算を瞬時にできてしまうのでしょう。

しかし、『読み・書き・そろばん』は、古くは江戸時代の寺子屋教育のころからあると言われる歴史深きもの。『読み・書き・そろばん』はそれぞれ読解力・筆記力・算盤(そろばん)を使った計算力のことをいいます。

でも中には、『こんなデジタルな時代に、そろばんは必要なの?』と思う人がいるかもしれません。いやいやそんなことを言う勿れ、そろばんに取り組むことによって、数学的な直感の育成、注意力・集中力の強化など、さまざまな効果がある事が研究により分かってきているようです。

 

教室に通って慣れている子も多いですが、初めてそろばんに触った子もたくさんいて苦戦しながらも頑張って計算していました。そうやって不屈の精神や粘り強さが培われるのかもしれない…と、3年生が学習する姿をみながらそう感じました。

江戸時代から約400年以上も経った令和の世、しかもいまだに教科書にも掲載されているということは、それだけ意味があり有効な学習なのだと改めて思いました。

先生は遊びたいがゆえに途中で辞めてしまいましたが、辞めずに頑張って続けていればよかった…( ノД`)シクシク…

【ちょっと豆知識】スーパーコンピューター性能ランキング

※1位は米オークリッジ国立研究所とHPEの「Frontier」。理化学研究所と富士通の「富岳」は4位。(前回2位) ~2023年11月調べ~

どのようにして1位が決まるのか、なぜ富岳が2位⇒4位になったのか気になりませんか?