11月26日(土)マチカネ先生塾第8回を開催しました。

今回は授業基礎力養成講座の3回目として、「授業の基本」ををテーマに「授業づくり」のポイントについて講義を行いました。

前半では、「授業づくりのポイントを知ろう」と題して、以下の3つのポイントを意識した授業づくりをすすめようというお話がありました。

①育成を目指す資質・能力の3つの柱

②授業を構想するポイント

③特別の教科 道徳について

     

講義の中では、「はしのうえのおおかみ」についての模擬授業や、発達段階に応じた「特別の教科 道徳」の指導について、授業を実践する上での課題や評価の仕方のちがいなどを学びました。

塾生たちは、「授業づくりのポイント」について学んだ後、「子どもたちにつけたい力は何か」について意識しながら、先生役と児童役に扮して模擬授業を行いました。

 

後半は、次回の模擬授業に向けて、グループで教材研究に取り組みました。

受講生からは、

「授業を構想するポイントとして、登山に例えられていたのがわかりやすかった。」

「実際に児童役として模擬授業を受けて、先生の発問によって児童の考えを促すことを学べた。」

「道徳の授業について考えることは新鮮だったし、なかなか今までそのような機会がなかったのでよかった。」

「他の受講生や講師の方からの学びによって、自分自身の考えやアイデアが広がった。」

「授業の基本について、自分の経験を振り返り考えることができた。教材研究の意見交流では、他人の視点を知れた。」

「道徳に対して「国語みたいだな」とばかり感じていた私の考えを大きく変える授業でした。ただただ教材を読みとるのではなく、教材からより普遍的な「道徳的価値(思いやり等)」を抽出し、児童の日常生活につなげていくのが、「道徳」だと気づくことができました。」

といった感想がありました。