5年生が稲かりに引き続き、「脱穀体験」を行いました。今回も、「田んぼプロジェクト」の皆さまにお越しいただき、昔ながらの作業の流れや道具の使い方について丁寧にご指導いただきました。
まずは、木製の「脱穀機」を使って稲から藁を外す作業に挑戦しました。機械に稲を入れると、勢いよく籾が外れていく様子に子どもたちはびっくり。「すごい!」「こうやってお米になるんだ!」と、実際に体験することで多くの気づきが生まれていました。
続いて、「民家集落博物館」のご厚意でお借りした「唐箕(とうみ)」を使った選別作業を体験しました。取っ手を回すたびに風が送り出され、軽いものと重いものが分かれていく仕組みに、子どもたちは興味津々。真剣な表情で作業を続ける姿がとても印象的でした。
地域の皆さまの力をお借りして、実際に身体を動かしながら学んだ今回の体験活動は、子どもたちにとって「食」ができあがるまでの過程を理解する貴重な時間となりました。ご協力いただいた田んぼプロジェクトの皆さま、そして唐箕を貸してくださった民家集落博物館の皆さまに、心より感謝申し上げます。