児童の皆さんへ(あなたなら、どのネタを選びますか?)

 始業式。ひしぶりに会う友達もいて休み明けの初日はにぎやかです。体育館に集まる子どもたちの表情には、高揚感が見て取れる子もいれば、もうしゃべり過ぎたのか・・疲れが見える子もいます。そのような中、私からは次のようなお話をしました。

 大人はバタバタしている年末年始ですが、私も一応お家の用事を済ませ、夜ぼうっとテレビを見ていると、日本のおでん職人さんが北欧の国に赴き、現地調達で街の人たちにおでんを振舞うという番組がありました。日本でおススメのおでんだね7種をお出しする。どれがベスト3に入るかという内容でした。お出しするおいしい日本の食材を海外に持ち込めず、町のスーパーで購入することになるのですが、どうしても手に入らなかったものがあります。何だと思いますか? 関西風?に言うと「お揚げさん」です。餅巾着には欠かせないのですが、無いものはどうしようもありません。その調理人さんは、なんと大量に豆腐を買い込んだのです。一部はがんもどきに使い、残りを薄くスライスして低温と高温の2度揚げをし、おいしい”手作りお揚げさん”を作ってしまわれました。豆腐はとうふ??ふーん。で、よくよく考えれば「そうか!」と大きく納得でしたが、とっさの発想の転換が効くかどうかは、ものごとをきちんと知らないといけないなと思った次第です。プロの職人さんだからこそ当たり前と言ってしまえばそれまでです。しっかり学んだことはこうして使える知識となって役に立つ。困ったときも、ちょっと見方を変えればピンチでなくなるかもしれない、そういう色々な見方のできる人にしんみなの子どもたちになって欲しいな、と願います。

 上手に伝えられなかったので、子どもたちは「どのおでん種が一番好き?」というところしか覚えていないかもしれません。ちなみに、その国で100人ぐらいの方に食べてもらった結果、1餅巾着、2牛すじ、3ちくわでした。その国では1週間に1度はスープを飲む文化があり、おでんも食べやすかったのかもしれません。しんみなの子は・・・たまごかい!たまごに手を挙げる子が一番多かったです(始業式校長講話より)。