たぬきち 人権教育ってなあに?人が人として・・・

 当たり前に安心して生きる。昨今のニュースを見ていると、当たり前でないことは明白です。とても残念なことです。どうやったらみんなが当たり前に安心して生きることができるのか、これを考えることが人権教育の根本だと思っています。人は誰かしら人と関わることで生活をしています。すると考えや感じ方の違う者どうしが関わるのですから必ずと言ってよいほど問題が生じます。こうした問題を解決する際、白黒はっきりできることは、まず無いと思っています。自分にも相手にも言い分があり、様々な矛盾や思いの違いをより良い形にしていく作業ですから、簡単なわけはありません。答えが出ない場合もあるかもしれません。人にできることは、より良い答えにたどり着こうとお互いの立場を理解し合いながら考えつづけることでしょうか。9月4日(火)には各学年、次のようなテーマで取り組みました。

〇1年生・2年生…集団づくり 〇3年生…インクルーシブ教育 〇4年生…ジェンダー 〇5年生…多文化共生 〇6年生…平和、部落問題

 保護者の皆様へ 保護者の方には各テーマで問題だと感じられることをご自身ならどのように捉え、子どもたちに伝えていくかという視点で参観いただきました。こうして見ていただいたものをもとに、日常生活の中にある人権課題に気づいていただけるきっかけになれば幸いです。多数参観にご来校いただきましたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。