「庄内」の地名には、どんな由来があるのでしょうか?


●鹿島友治『豊中たずねある記』の「豊中の地名(旧村名)の由来」では、

 庄内村について「この地一帯は中世の椋橋荘(くらはしのしょう)のうち

 東椋橋荘であったので庄の内の村という意味で名づけられた」と述べられ

 ています。


●郷土の歴史研究会『郷土 庄本の歴史を中心として』には、「庄本は椋橋庄(荘)

 の元(中心)、庄内は椋橋庄の内という意味」と述べられています。


●豊中市立教育研究所『郷土史資料 豊能郡庄内村誌』の「大正5年庄内村誌  

 第1章 沿革」には、「本村ハ往昔ヨリ椋橋荘内ト称シ」などと述べられています。

 


 中世の椋橋荘(くらはしのしょう)という荘(庄)の内から由来して

 「庄内(しょうない)」と呼ばれるようになったようです。