丁田樋門(ちょうだひもん)跡碑
丁田樋門跡碑(大島町1丁目)
丁田とは、江戸時代の記録では旧洲到止村(すどうしむら)
領内の字名で、樋(ひ)を庄本村と共同で管理していました。
明治時代以降の小字(こあざ)丁田は、これより北側、庄本
地区の小字立島(たてじま、現二葉町1丁目)をはさんで阪急電車
沿線の一区画にあたりました。
丁田樋門周辺には、北東の島江地区に集まった水と、現在
の千成小学校の東角辺りで小曽根(おぞね)用水から取り入れ、
菰江(こもえ)地区や洲到止地区を潤した水が流れてきており、
その一部が外島樋門(そとじまひもん)へ向けて落とされていま
した。
昭和になると周辺はヨシ原になり、水溜まりになった樋門
のあたりには鯰(なまず)がたくさんいたようです。
登録日: 2015年8月3日 /
更新日: 2017年5月15日