外島樋門(そとじまひもん)跡碑
外島(そとじま)は、旧庄本村の字名の一つです。このあ
たりは東から来た「小曽根用水」「吹田用水」が一つになり、
さらにすぐ南を流れていた神崎川の前川が合流していた場所で、
そこへ北の丁田樋門(ちょうだひもん)から落ちてきた水を
出していました。
高川も天竺川も天井川になってしまっていたため、市域
南部を灌漑した用水の終着点は庄内南水門と、外島の樋門の
2つでした。
外島樋門跡碑(大島町1丁目23)
この辺りは、河口に近いため、水位によっては塩害にも気を
つける必要があり、東側に少し離れて「汐取」(しおとり)の
樋門がありました。
この外島樋門は、庄内最古の樋門で、昭和5年(1930)まで
使われていました。
登録日: 2015年8月3日 /
更新日: 2017年5月15日