学校だより9号
であいとつながりをもとめて 平成30年(2018年)10月1日
笑顔いっぱいの体育大会
~仲間とともに今より先へ~
今年の体育大会も、雨に振り回された形での実施となりました。27日(木)に本番を迎えた体育大会は、前日午後から降り出した雨が当日の早朝まで続いていたため、今回も延期となるかなと思いながら、学校へ行き
開会式では、「一人ひとり体育大会にかける思いは違ったものなので、『多様性の中の統一』というアジア大会のテーマと重ね、それぞれの思いを認めあいながら、生徒会スローガンどおり、一人ひとりが仲間と共に積極的にチャレンジしていってほしい」との思いを届けました。そして「六中が大切にしている仲間づくりをベースに、力を合わせて頑張り、そして思いっきり楽しい体育大会に、そしてクラス、学年、六中全体が一つになるようにしたい」との思いを込めた森岡生徒会長のあいさつは、本当に力強くそして温かいものでした。さらに「親へ先生へ、そして仲間への感謝の気持ちをいっぱい込めた体育大会に」との平野さんの生徒宣誓へと続き、とても温かい雰囲気のもとでスタートを切ることができたように思います。
競技に入ると、一生懸命に頑張る六中生の姿を見ることができました。気持ちが前に出すぎて、フライングを重ねる時もありましたが、自分のもてる力を目いっぱい発揮するんだという意気込みをみんなから感じとることができました。そして応援席から聞こえてくる「がんばれー」のかけ声や温かい拍手。また学年を超えて広がる手拍子など、六中が一体となって盛り上げていく雰囲気がつくられていたように思います。
そして毎年、応援にかけつけてくれている庄内こどもの杜幼稚園の子どもたち。今年は100名を超えるたくさんの子どもたちが来てくれ、かわいい声援をおくってくれました。昨年よりプログラムに取り入れた玉入れでは、中学生と手をつないで入場して、一緒に楽しく玉入れをする姿は、本当にかわいいもので、中学生も優しさがにじみ出ているように思いました。午後の部では、庄内小6年生の子どもたちもかけつけてくれ、応援パフォーマンスでは、一緒になって大玉送りやウェーブに参加してくれ、大いに盛り上がるものとなりました。その生徒会執行部によるパフォーマンスでは、学校全体が一つになる実感をもてるものにしていきたいとの思いから今年からウェーブの形を少し変えてきました。少しストーリー仕立てでの大玉送りそして一つにまとまるウェーブと続き、大変盛り上がるものとなりました。(小学生、保護者の方も参加してくれました。)生徒会執行部のみなさん、本当にご苦労さまでした。
応援合戦では、どのクラス・学年とも、この日のために、何度もくり返し練習を重ねてきました。練習をすすめる中では、熱心さのあまりにお互いにぶつかり合う場面やもめてしまうこともたくさんありました。そこを乗り越えて、一つにまとまってきたクラスの応援は、それぞれの持ち味をしっかり発揮し、明るく元気にそして楽しく表現してくれていました。
今年の体育大会も「六中らしさ」をしっかり発揮した素晴らしい内容のものでした。閉会での太田副会長のあいさつで「今回発揮された仲間づくりを今後の生活の中で、共に支えあっていけるように頑張っていきましょう。」とあったように、これからも生活の中で「自治の力と仲間づくり」を発揮してくれるものと思います。PTAの方には、当日の受付等でお世話になりました。そして最後まで熱心に応援していただき、本当にありがとうございました。