1年生 研究授業・国語科「おとうとねずみチロ」
【研究授業】
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11月19日(水)、1年2組で国語科「おとうとねずみチロ」を題材とした研究授業を行いました。単元目標は「人物のようすを思い浮かべながら、お話を声に出して読むことができる。」です。子どもたちは物語の世界に入り込み、登場人物の姿や心情を思い浮かべながら意欲的に学習を進めました。
授業では、本文への注目を高めるために「ダウト読み」を取り入れ、子どもたちが細かな表現に気付く仕掛けがなされていました。また、主人公・チロの気持ちの変化を読み取る場面では、動作化したり、「きもちメーター」を使って気持ちの浮き沈みを視覚化したりすることで、友だちとの考えの違いに気付く姿が見られました。こうしたやり取りが、互いの考えを尊重しながら深く学ぶ時間につながっています。
1学期にひらがなを覚えたばかりの1年生ですが、ワークシートには丁寧に自分の考えを書こうと一生懸命取り組む姿があり、大きな成長が感じられました。授業を進める先生は、全体指導と個別支援を行き来しながら、ICT機器や掲示物を活用して視覚的に分かりやすく伝える工夫をされていました。
これからも、子どもたち一人ひとりの思考を大切にしながら、学びの喜びが広がる授業づくりを進めていきます。
【研究協議会】
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放課後には、1年2組で行われた研究授業を受けて、研究協議会を実施しました。はじめに、授業中にオクリンクプラスを用いて集まった参観者の意見をもとに、質疑応答や授業の振り返りを行いました。その後、討議の柱に沿ってグループワークを行い、全体で共有することで、多様な視点から授業の改善点や新たな気付きを深めました。
その後、和歌山信愛大学の小林教授より、「国語科における見方・考え方」の大切さや、次期学習指導要領の見通しを踏まえた専門的な指導助言をいただきました。今回の研究授業に対しても、子どもたちの学びをより豊かにするための示唆に富んだご意見を頂戴し、教職員にとって大変貴重な学びの時間となりました。
本校では、日々の授業改善に向けて、教職員がともに学び合い、研鑽を積む文化を大切にしています。これからも、子どもたちの学びがより深まる授業づくりに努めてまいります。









