熊野田の昔

 江戸時代中期の史料によると、熊野田は特産物として正月用の松が作られ「熊野田の門松」とよばれて有名だったようです。大正時代から昭和時代にかけては、熊野田はタケノコの名産地として有名でした。毎年3月になると、市が2か所で開かれ、大阪の仲買人が馬車に乗ってやってきたそうです。また、シイタケの栽培も盛んだったようです。
 校庭には、熊野田の風土をとどめようと昭和48年(1973年)に「竹林」が校庭の南につくられ、現在では「ちびっこ山」と呼んでいます。