6月24日(土)「マチカネ先生塾」第3回を実施しました。

今回は、「プレゼンテーション②」と題して、前回考えてきたプレゼンテーションを実際に発表し合い、お互いに良かったところや改善点を伝え合いました。

一通り前回のおさらいをした後、リーダー役の人を中心に、自分たちで机と椅子を班の形にしていく受講生たち。

こういう場面は、教職員になると活かされていくと思います。

   

いよいよ班ごとにプレゼンテーションをしていくのですが、前半は「夏休み前の注意」後半は「初めての学級懇談会での挨拶」という、対象が子供向けと大人(保護者)向けという違ったお題で、お互いに披露し合いました。

   

   

良かったところと改善点を、違う色の付箋に書き込み、お互いに交換する受講生たち。

真剣に書かれた付箋を見つめる表情が、印象的でした。

受講生からの感想によると、「自分の課題がたくさんみつかりました。そして良いところも仲間から教えてもらって、自分がどんな風に話しているのかがわかりました。これからにいかしていきたいです。」「書いてきたことを読むだけでは伝わらないということがよくわかった。表現を大切にするという事も、周りの人を聞いて学べた。」という事を学んだようです。

また、「他の方々のプレゼンを聞き、話の中に優しさが感じられるような伝え方が大切だと感じた。」というように、他の人のプレゼンからも学ぶことが多かったようです。これは一人ではなかなかできないことで、志を同じくする仲間たちがいるからこそ、身につくことも多く、学びも深まるのだと思います。

その後、班ごとに「教師として伝えるために必要なことについて」考えをまとめました。

   

   

   

   

最後に、校長職も務められたベテランの指導員の先生方からも、アドバイスをいただきました。「一番大事なことは、自分はこんなに子どもたちが好きなんだ。この子たちを、一年後にはこのくらい成長させたいんだ。という気持ちが伝わるかどうかだよ。」というような言葉に、頷きながらメモをとる受講生の姿がありました。

感想からも、「子どもが相手でも、保護者が相手でも、自信をもって自分の気持ちを伝えようとすることが大切だと思う。」「どうしても上手なプレゼンをしないと!と変に力が入ってしまいがちですが、結局一番大切なのは気持ちなんだな、と思いました。その気持ちも前提に子どものため、というのがあるということを、当たり前ですが忘れずにいたいと思いました。」

というように、心に深く印象に残ったようでした。

そして、片付けタイムです。

   

2回目ともあって、スピードも美しさもチームワークも、格段にアップしていました!

 

第4回は、7月8日(土)13:30~16:00 大池小学校の体育館で「コミュニケーション力養成講座③~子どもと遊ぼう(なわとび)~」と題して、演習を行います。