3年生の面接練習[第一弾] 始まる  12月14,15日

 12月に面接のある専門学校や私学を受験する人について、校長が事前に面接練習をします。

14日に二人、15日三人面接練習をしました。右の写真は、校長室の前の廊下で座って待っている様子を撮ったもの。ドアをたたくところから始まります。生徒は事前に面接の仕方のDVDを見て、面接用のメモを書き、事前に校長に渡しておきます。

 必ずたずねる質問は、「どうしてこの学校に決めたのですか?」「中学校での思い出」「将来の夢」などです。一人ひとり緊張して入ってきます。学校によっては、集団面接だったり、個人面接だったり、保護者同伴の面接だったりといろいろです。面接方法によって対応も変えていきます。

 面接の練習のポイントは、「はきはきと答えられているか」「服装、姿勢、態度、受け答えの仕方」など細かい点をチェックしていきます。ときどき、誰にしゃべってるのかと思うような気楽な受け答えをする人がいます。マスクをつけたままで入いろうとしたり、礼をわすれたりと細かい点は注意しますが、両日ともほぼ合格点でした。3年生の私学受験校の決定まで大詰めです。

ネパール視察団6名来校  12月15日(金曜日)

 二中はネパール支援の取組みを始めて3年目になります。2015年4月ネパールに大震災がおこり、日本で生活している ネパール出身のバティさんから震災当時の話を聞いたのがスタートでした。同じように大震災を受けた日本ですが、復興のスピードが違います。それは、国力の差といってもいいでしょう。ネパールは2年半たっても復興の兆しがなく、支援もすみずみまで届いていません。トタンの簡易仮設に暮らしている人、町には、まだまだガレキもたくさん残っています。

 二中では、生徒会や一年生を中心に募金活動や冬服回収の支援してきました。この夏には、校長も現地へ飛びました。二学期の始業式で報告したとおりです。今回の二中訪問は、NPO法人のTIFAさん(国際交流の会とよなか)からのよびかけで、日本の技術視察や支援団体への訪問などの一貫です。視察団は、編み物やキルト制作に携わる人、小学校の校長先生、現地NPOの団体の方で構成され、約一週間日本の家庭に滞在されました。この間、桜塚高校や原田小学校も訪問されたようです。校長が現地へ行った時にお世話になったパンチャさんもこられ、校長と旧交を温めました。

 ネパールは、優秀な若者は、外国へ行ってしまう、国内の技術向上や国のために働く若者が育たないのが課題であると言っておられました。1年生のボランティア活動の募金活動であつめた募金を校長が代表して渡しました。1時間ほどのあっという間の滞在でした。ネパールの人にとっては、日本はどのように映ったのでしょうか。

  

 

             ↑校長がお世話になったパンチャさん (右上)  

 パビトルさん自作キルトが校長室にあります↑(右下写真)