第23回 サイエンスカフェforキッズ

 1月26日(土)を第23回 サイエンスカフェforキッズを行いました。

「おいしく食べるを科学する」をテーマに

大阪大学大学院歯学研究科 教授 脇坂 聡 先生にお話を伺いました。

 前半は「口のはたらき」と「歯」についてのお話しです。

「口や歯のはたらき」には、多くの働きがありました。

 

 

また、いろいろな動物の歯の

特長も紹介していただきました。

 

 

 

 

一生における歯の生え変わりについても動物によって全然ちがうことが

わかりました。

草食動物、肉食動物、雑食動物のアゴの骨の標本では、歯の使い方による

歯の形状や配置が違うことがよくわかります。

 

後半は、「味わい」についての話です。

「味わう」とはどういうことか。科学的に説明を伺いました。

 

食べ物の温度による、味の感じ方の

違いについては、飲み物での体験を

行いました。

 

 

 

 

おしるこ と カルピスを、温かい・常温・冷たいの3種類で味比べを

しました。やはり、おしるこは温かく、カルピスは冷たいほうが、

甘さを感じやすいようでした。

 

「おいしい」には、食文化や情報も大きく関係していることも

わかりました。中でも、空腹は最高の料理人です。

また、「おいしく食べるために」大切なことは、

①口の中をきれいに ②よくかむこと ③多くの食材を経験

④楽しい食事  などが挙げられます。

 

参加者の保護者の方も「これから食べものの味について、

より注意深く考えるようにしたい。」と話しておられました。

 

 

当日は、FM千里のキッズレポーターも参加してくれました。

 

 

11時からサイエンスカフェforキッズの

様子が番組で生放送されました。