であいとふれあいをもとめて

  伝統をうけつぎ 未来をつくる

  ~素晴らしかった「70周年記念式典」

 本校の創立記念日である4月22日(土)に、「創立70周年記念式典」が開催されました。お天気にも恵まれ、とても穏やかな雰囲気のもとで迎えることができました。

 そしてお忙しい中にもかかわらず、たくさんの来賓の方々がお祝いにかけつけていただきました。淺利豊中市長、大源教育長をはじめ、本校歴代の校長先生として、第十代徳村先生、十一代八ツ本先生、十二代能登先生、十三代中山先生、十六代大住先生ととても懐かしい先生方に来ていただくことができました。そして議員のみなさまや地域・校区の関係者のみなさま等、本当にたくさんの方々から「六中70周年」を祝っていただくことができました。本当にありがとうございました。

 前日のリハーサルで、子どもたちには「『記念式典』には二つの意味がある。一つは、『式典』としてきっちりとした姿勢で臨んでほしいこと。そしてもう一つは、『伝統をうけつぎ 未来をつくる』というテーマでの授業として、しっかり考え、学びの場としてほしいこと。」と話していました。そして当日は、この二つの側面とも、六中生はしっかりと取り組み、とても素晴らしい「記念式典」となりました。生徒会や吹奏楽部の発表する人たちの頑張りは本当に素晴らしいものでしたが、聞く側の生徒の取り組む姿勢も素晴らしく、柔らかい空気の中、とてもしまった式場の雰囲気となったと思います。また、今回は2年生が会場準備から後片付けまで担ってくれました。本当に、六中生全員の力で創りあげた「記念式典」となりました。

 式典は、70周年実行委員会山下委員長のあいさつから始まりました。「生徒の自主的取り組みに端を発する生徒会活動による着々とした自治力向上の歴史は、第六中学校の伝統の重みをさらに価値あるものにしていると思います。そんな中で、南部再編に伴う魅力ある学校づくりの取り組みを控え、引き継ぐべき六中の素晴らしい伝統とは何かを現生徒会執行部が、魅力ある学校づくりに生かすべくアピールしてくれることが今日の式典の大きな意義となっています。」と本式典のねらいを力強い言葉で語っていただき、式典はスタートしました。来賓を代表して、淺利豊中市長、大源教育長から、六中生へのエールのこもったお祝いのことばをいただきました。

 そして生徒会のメンバーが、3月に生徒会役員OBの方々から聞きとりをした内容をもとに「引き継ぐべき伝統の中味」と「未来の学校づくりに向けた思い」をしっかり発表してくれました。発表の中では、昔創られた「体育大会の歌」を実際に歌ってくれるなど、しっかりしたメッセージが込められていました。

 最後に、生徒会北野会長から「今回、六中の歴史を辿ってみる中で私たちはたくさんの方に出会い、今、私たちが行っている生徒会活動を振り返ることができました。普段、何気なく授業を受けていることが当たり前ではなく、OBの方々が少しでも学校をよくしようとする行動が積み重なって、今に至っていることが分かりました。OBの方も生徒会に入ったきっかけはそれぞれ違っていましたが、どの方も学校をよくしたい、力になりたいという気持ちがあったのだと思います。『六中の伝統』とは何かを考え、未来の学校づくりへと引き継いでいきたいと思います。最後になりましたが、今回の発表に関してご協力頂いた山下さん、長尾さん、坂本さん、神麻さん、校長先生をはじめ、先生方本当にありがとうございました。私たちはこれからも六中の伝統を受けつぎ、未来へつながる活動を進めていきたいと思います。今日は本当にありがとうございました。」と、力強い言葉で締めくくられました。

 第2部では、本校吹奏楽部による記念演奏がありました、この日に向けて、しっかり練習を重ねてくれていました。生徒会の発表と重なるような曲の選定もあり、「70周年記念式典」にふさわしいとても素晴らしい演奏だったと思います。

閉会のあいさつでは、嶋PTA会長より「今日の発表を聞いて、生徒会活動を軸に取り組んできた『自分たちの学校は、自分たちでよくしていこう』という『自治の力と仲間づくり』の中味が、やっぱり『六中の伝統』だと思いました。PTAとしても、生徒と共に魅力ある学校づくりに取り組んでいきたいと思います。」の言葉で締めくくっていただきました。

式典終了後、「とても感動しました。」「心のこもったいい式典でしたね。」「素晴らしい演奏でしたね。」等、来賓の方々からは異口同音に温かい声をかけていただくことができました。

 70周年実行委員会の方々、PTAの方々をはじめ、「記念式典」成功に向けてご協力していただいたみなさま、本当にありがとうございました。おかげさまで、いい形で一つの節目として「70周年記念式典」をとり行うことができました。

 

家庭訪問への協力のお願い

26日から、家庭訪問期間と位置づけて、子どもたちの家庭での様子や状況等を聞かせていただくための場の設定をお願いしています。各学年、担任を通じて、日程調整等をさせていただいていることと思いますが、ご協力をお願いします。子どもたちを真ん中に、家庭と学校が協働して取り組んでいくことで、子どもたちの力をつけていくことになると考えています。どうぞよろしくお願いします。