10月2日(土)「マチカネ先生塾」第5回を実施しました。

前回で塾生の輪も広まり、なんだかみんなに会うのが楽しみになってきた、そんな雰囲気を感じ、講座がスタートしました。

今日、第5回は、子ども・保護者との関わり方について学びました。

講師の先生からは、まず、「聴くこと、認めること、伝えること」の3つの大切さを説明いただきました。

固定観念を捨てること、聞くのでなく、しっかり「聴く」こと

「早く終わってほしいと思ってしまうと、長くなる。でもしっかり聴くことで話も短くなる。」なるほど!でした。

また、これは社会人としては当たり前である、「報連相」の説明がありました。5w1hのあとにもう一つ、1r(result)の説明がありました。つまり、その後どうなったのかまでを報告するということ。保護者の方にもそこまで説明することが大切ですね。

次に、人には価値観の違いがあるので、自分の基準ですべての物事を考えないこともおっしゃっていました。

     

後半には、小グループで様々なケースにどう対応するのか話し合いました。

先生からは、対応ばかり考えずに、まず見立てを立てることが大切であること、個人、環境、学び、性格、対人関係・・・

見立てなしでは本当のことは見えてこない、と教えてもらいました。

塾生には、すでに教育実習を終えた人もまだ現場を知らない人もいます。

今日の話はイメージするにはやや難しい所もありましたが、先生から熱い、リアルな現場の状況も踏まえてお話いただきました。将来、現場で関わるときに、必ず活きてくる内容でしたね。

とにかく、自分の定規で測らずに相手の定規で物事を考えなければいけないこともあるでしょう。それも含めて、この仕事の醍醐味だと思います。今回は今までの講座とはまた違ったリアルな学びになったのではないでしょうか。