白黒写真からAI技術を活用してカラー化(推定して着色)し掲載しています。

大池(農業に必要不可欠だったため池)

昭和9年(1934年)10月、克明第三尋常小学校・講堂の新設を町会決議。決議されたが小学校新設の用地問題に悩む。豊中町三大字溜池普通水利組合議員の「本村の発展は教育の発展充実にあり」との「町百年の大計」を思う心により明治28年より組織された水利組合を解散する大事業の下、大池を埋め立て学校用地として寄付。地域の方々の大きな思いを受け、豊中町 大字 新免 池之下 888番地1に克明第三尋常小学校(大池小学校)は誕生する。

克明第三尋常小学校 校舎・講堂の建設始まる

昭和10年(1935年)6月 地鎮祭。昭和11年(1936年)2月竣工。大阪府下で初めての全て鉄筋コンクリート造の校舎・講堂が建設された。

  

 

校舎・講堂が完成 落成式

新しい講堂は、豊中の中央で豊中駅に近接して交通の便がよいこともあり、あたかも豊中市の公会堂のように使用され、市の社会教育に多大な役割を果たす。

 

克明第三尋常小学校 開校

昭和11年(1936年)4月1日、克明第三尋常小学校が開校する。当初の予想では児童数は15学級 754名であったが、開校当日は800名あまりの在籍になり、にわかに17学級に編成し直すという一幕もあった。教職員22名でスタートする。

   

 

 

開校当時(1936年)の授業風景

昭和12年(1937年)3月 卒業記念写真帖より

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昭和13年(1938年)4月の入学式