スクスクウォッチ 一生懸命 タブレットで入力

入試会場みたい(写真1) 

えんぴつがカリカリ(写真2)

アンケートはタブレットで(写真3)

 さて、子どもたちの学力状況を把握するため、4月18日(木)に「全国学力・学習状況調査(文部科学省)」を6年生で、19日(金)に「すくすくウオッチ(大阪府)」を6年生&5年生で実施しました(下写真)。「全国学力・学習状況調査」の目的は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証しその改善を図るものです。

すくすくウォッチ

 学力向上に向けて 19日(金)朝、6年生のクラス黒板にはスクスクの時間割と注意が大きく張り出されていた(写真1)。担任からテストにあたっての目的と諸注意を聞き1時間目は国語に取りくんだ。いつものテストとは雰囲気も違うぞ。時折頭を抱えたり、うなづいたりと反応もさまざまだ。西丘っ子はいつにも増して真剣に取り組む。そのうち問題用紙のページをめくる音とえんぴつの走る音だけになった。静寂が教室を占拠する。国語の問題冊子は分厚い。1ページ目から20数ページまで続くのだ。だが6年生はひるまない。問題文に圧倒されるもカリカリすることなく冷静にカリカリとえんぴつを動かす(写真2)。テスト内容は基本的な問題から総合的な学力が問われる問題まで多岐にわたっていた。マークシート形式のものだけでなく考えを図に表したり文章にしたりする問いもある。このような問いなら子どもたちの個性(学力)が解答用紙にあらわれるだろう。テスト後の児童アンケートにはタブレットを使って学習や生活等たくさんの質問に答えた(写真3)。「校長先生つかれたよー」。それもそのはず。1時間目から3時間目まで(6年生は前日の1,2時間目も)テスト三昧だった。おつかれさま。

 校長 大阪府独自の調査である「すくすくウォッチ」の内容は、【教科横断型問題(わくわく問題)】、【教科の問題(5年生は理科・算数・国語、6年生は理科)】、【児童アンケート(自分自身やふだんの学校生活のこと)】です。西丘っ子はもう真剣な顔で、黙々と問題に取り組んでいました。結果は夏以降に送られてきます。結果には自分の学力とこれからののびしろが示されており、先生方も結果を検証し今後の学力向上に活かしていきます。春のこの日のがんばりが、今後の学力向上につながるのです。

カリカリと 走るえんぴつ 学ぶ春