さくら学園だより 第2号  令和2年(2020年)5月18日

2・3年生 ようやく「学年開き」を

~学校再開に向けた準備が始まりました~

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、臨時休校が続いている中でしたが、ようやく学校再開に向けて準備をすすめるための登校日の設定ができるようになりました。
まずは5月12日(火)に、庄内さくら学園中学校1期生である3年生の「学年開き」をすることができました。
 庄内さくら学園中学校が開校したとはいえ、学校に行くことができず、不安感いっぱいで、この1か月を過ごしてきたことと思います。私たち教職員も、「この日」を待ちわびていましたし、みなさんの顔をみることができホッとしました。
 クラス発表のあと、体育館にて「学年開き」を行いましたが、最初は少し緊張した面持ちでしたが久しぶりに会う友だちの笑顔に少し安心したようすでした。体育館では、座席の間隔をあけ、窓や扉を全開、そしてマスクの着用等といった感染予防に配慮した形で行いました。
 「学年開き」では、学校スローガン「一人ひとりが強いつながりをもてる学校~『自治の力』を高め、未来を切り拓く」に込められた思いを語り、この1年、「学校づくり」と「自分づくり」にむけて、自分たちが何を頑張っていくのか、自分の頭で考え、仲間とともに行動していってほしい。とりわけ3年生は、「進路選択」という大きな節目を迎える年でもあるので、悩みや迷いもたくさん出てくると思いますが、仲間や先生方に相談しながら、乗り越えていってほしい。と3年生に伝えました。
 その後、学年教師集団をはじめ3年生にかかわっていただく教職員の紹介をしました。
学年の先生からは、学年の変わり目のこの時期は、自分が変われるチャンスであること、一人ひとりが「自立」して、自分で考え取り組んでいってほしいとのメッセージを伝えたあと、本日の配布物や学習課題等の確認をし、副教材を受け取って帰りました。

3年学年開き 3年教職員紹介

 3年生に続いて、翌日(13日)には、庄内さくら学園中学校2期生である2年生の「学年開き」を行いました。
 久しぶりの登校となった2年生は、これまでの不安感を振り払うように、笑顔いっぱいの出会いとなり、少しホッとしました。
3年生と同じような形で、感染予防対策をしたうえで、体育館にて「学年開き」を行いました。
 昨年1年の時に、六中生と十中生が何度も交流を重ねてきたことをふまえ、学校スローガン「一人ひとりが強いつながりをもてる学校~『自治の力』を高め、未来を切り拓く」を達成していくために、学年づくりをすすめてほしいと話しました。また、一人ひとりにつけてほしい力として①目標にむけて頑張る力、②人とつながり行動する力、③自分をコントロールする力の3つの力を育み、自分の人生の「未来を切り拓く力」をつけていってほしいという願いも、スローガンには込められていると話しました。つまずきや失敗もあるかもしれないけど、困ったときや悩んだときはいつでも相談してほしい。庄内さくら学園中学校の先生方はしっかり耳を傾け、一緒に考えてくれるので安心してほしいと伝えました。
その後、学年教師団及び2年生にかかわる教職員を紹介し、つづいて学年オリエンテーションを行いました。学年からのメッセージとして「学年の変わり目は、自分が変われる機会であり、自分で考え、計画を立ててしっかり取り組んでいく習慣をつくってほしい」との話がありました。

2年学年開き 2年教職員紹介

1年生も久しぶりの登校

 14日(木)には、1年生が4月7日の入学式以来、久しぶりの登校となりました。3つのグループに分かれての「分散登校」という形で実施しました。健康チェック(体調、検温等の確認)、手洗いをしたうえで各教室に分かれました。家で検温ができていない生徒については、学校で検温をし発熱のないのを確認したうえで教室に上がりました。次回からは、必ず家で検温等、健康チェックをしたうえで登校させるようにしてください。
各クラスでは、回収物、学習課題、配布物等の確認や「新型コロナウイルス感染予防や今できること」等について、担任の先生から話がありました。少し緊張した様子もありましたが、しっかり耳を傾けてくれていました。最後に、副教材を受け取って、この日は帰っていきました。
 

登校風景 1年1組のようす 1年2組のようす 1年3組のようす