読書とボランティア活動  子どもの頃の読書  読書活動と意識

カヌー研修

波打ち際のボート

解散式

 体験活動 読書と体験活動!  

 2年生がキャンプから戻って来て1週間が経ちました。もう、遠い昔の出来事のようにおもえます。それもそのはず、学校はテストモードに突入し日々朝から「朝読の時間です」と日常を取り戻しているからです。思い出は歴史のかなたに過ぎ去ろうとしていますが、読書と体験活動には密接な関連があることがキャンプでわかりました。

 読書と体験活動は密接な関連 なんでキャンプと読書と関係があるの?それは国立若狭青少年自然の家の壁に貼ってある1枚のポスターにあった。気がついた生徒はほとんどいない。国立青少年教育振興機構が調査した読書に関する調査報告のポスターである。・・・子ども(特に中高校生)の読書活動の実態や現在の意識・能力を把握し、子どもの読書活動の推進に資する資料を収集することを目的とした調査である。子どもの頃の読書は豊かな人生への第一歩 ~書好きの子どもは積極的~と言うタイトル(写真中央上)で、子どもの頃の読書活動が多い大人ほど、未来志向や社会性などの「意識・能力」が高い写真左上)。また、子どもの頃に読書活動が多い大人ほど、ボランティア活動に参加している人が多い傾向にある(写真右上)。子どもの頃に読書活動と体験活動の両方とも多く経験した大人ほど、大人になってからの「意識・能力」が高い。そこで読書活動も体験活動も両方行うことが大切ですと結んでいた。体験活動のメッカ若狭に貼ってある意味はそれだった。

   体験活動のメッカ若狭 そういえばいろいろがんばったなぁ。カヤックは皆でオールの使い方を学んだ。あそこに見える烏帽子岩までミニツアーをするぞ(写真左下)。波打ち際の船を皆で運んだ(左上大写真)!重かった。協力する大切さを学んだ。先生の目は厳しい(写真中央下)。解散式、もっといたかった。先生の目は優しかった(写真右下)。

・・・とあるクラスの学級通信(oneより) 頑張ったこと ・カッター訓練のとき、大きな声を出して漕いだ。スタンツは自分の踊るところと他クラスの手拍子をした。・今日団結できていなくて怒られたから、スタンツは皆が成功させようとしていて良かった。・スタンツで練習のときより、頑張って踊れたから良かった。・カッター訓練では、腕が痛くなったし、きつかったけど、楽しかった。・炎頑張った。・時間を意識した。・カッターでマメがつぶれても頑張った。・カッターではじめ息を合わすのが難しく、他のかいと当たることがたびたびあった。そのたびに何でこうなるのだろうと思いました。しかし、だんだんみんなの息があって、スピードが上がりました。このとき、「自分たちの力で動いている」ということを実感しました。

読書も体験活動も 国立青少年教育振興機構