今年度より始動した「田んぼプロジェクト」の集大成として、収穫祭を行いました。春の田植えから始まり、水の管理や観察、秋の稲刈りまで、子どもたちは一年を通してお米づくりに関わってきました。この日は、その実りに感謝し、地域の方々とともに収穫の喜びを分かち合う大切な時間となりました。

6年生は、前日に収穫したばかりの大根を使い、朝早くからみそ汁づくりに取り組みました。具材を切る、火加減を見守るなど、それぞれが役割を果たしながら協力して準備を進め、温かくおいしいみそ汁が完成しました。

5年生は、自分たちが田んぼで収穫したお米を丁寧に炊き、受付で地域の方々を笑顔で迎え入れました。また、配膳の役割も担い、「どうぞ」「ありがとうございます」と声をかけながら、一人ひとりに心を込めてご飯を届けていました。自分たちの育てたお米を誰かに食べてもらう経験は、何よりの喜びとなったようです。

収穫祭では、グループごとに地域の方をお迎えし、一緒に食事を楽しみました。事前に「どんなことを話そうか」と話題を考えて準備していたグループもあり、さまざまな会話が広がっていました。はじめは少し緊張していた子どもたちも、次第に笑顔が増え、温かな交流の時間となりました。
「いただきます」のあいさつの後は、お替りの列ができるほどの大盛況。自分たちで育てたお米と、収穫した大根を使ったみそ汁は格別だったようで、ご飯もみそ汁もあっという間になくなっていきました。
田んぼプロジェクトを通して、子どもたちは食べ物を育てる大変さや喜び、そして支えてくださる地域の方々への感謝の気持ちを学びました。体験を通して得た学びは、教室の中だけでは得られない、かけがえのないものです。
この一年間の取り組みを支えてくださった地域の皆様に、心より感謝申し上げます。これからも、地域とともに学びを深める活動を大切にしてまいります。