2月20日号

2023学校教育自己診断から     

  昨年12月にFormsにて実施させていただいた学校教育自己診断の結果をご報告いたします。193名の方からご回答をいただきました。1・3・4年生は学年の約2分の1の方、2・5・6年は学年の約3分の1の方が回答してくださったことになります。お忙しい中、ご回答ありがとうございました。

学校のとりくみについて

1.子どもは、学校生活が楽しそうである

3.子どもは、友だちのよさを認め合い、協力する気持ちが育っている   

4.先生たちはいじめのない楽しい学校づくりにとりくんでいる

5.先生たちは、一人ひとりの子どもをよく理解しようとしている

6.学習の内容や学校生活の様子について、懇談や学校だより・学年通信・学級通信・保健だより・図書館だよりなどでよく知ることができる

9.学校は、保護者の心配や相談に適切に対応している

については、50%以上の方が「よくあてはまる」と答えておられます。「ややあてはまる」も合わせると80%の方が学校のとりくみを高評価していただいています。特に、について、90%近くの方が「よくあてはまる」と答えてくださっているのは、大変うれしいことです。

 3、4についても、今年度は「集団づくり」をテーマにして各学年とも様々なとりくみを行ってきましたので、子どもたちの様子からそのことが保護者のみなさまにも伝わっているのかなと思います。

 6について、その日のニュースを写真を中心にホームページで紹介するコーナーを設けて情報発信に努めているところです。学級担任や保健室・図書館からも工夫を凝らして学級の様子をお伝えしています。引き続き、情報をたくさん発信していきます。

 9については、今後もご不安なことがあれば、いつでも学校までお知らせください。保護者のみなさまと手を取り合いながら、一緒に子どもたちを育てていきたいと思っております。

 これに対して、

2.子どもは、授業がわかりやすいと言っている

7.学校は、朝学習や放課後学習など、学力向上に向けて取り組んでいる

8.学校は、学校図書館教育などを通して読書に親しむ気持ちを育んでいる

10.学校は、教育環境の整備・美化に努めている

11.学校は、保護者や地域の方たちとのつながりを大切にしている

については、「ややあてはまる」を加えれば80%近くになるものの、「よくあてはまる」だけでみると30~40%程度にとどまっています。

 2,7については、学力向上の担当者を中心に『わかる授業』をめざして授業研究を進めているところです。今後もさらにわかりやすい授業をめざして研究を進めていきます。また、自ら進んで勉強する楽しさを味わってもらうため、自主学習ノートも続けていきます。

 8について、「読書の楽しさをどう伝えるか」を図書館司書とも話し合い、読書への興味付けの1つとして『読書ノート』の取り組みを始め今年2年目を迎えました。『読書ノート』のとりくみとは、1~4年までは100冊、5、6年なら50冊の本を読んでノートに記入し、大会本部へ送ると朝日新聞に名前が載るというものです。昨年度は、前期後期合わせて16名が目標を達成しましたが、今年度は53名が目標を達成し表彰されます。このほかにもいろいろなイベントを企画して、図書館の利用を増やすとりくみを続けています。

 10については、創立50年を越えて老朽化が進んでいます。あちこちに起こる不具合を修理しながら使っていますが、なかなか修理が追いつきません。豊中市にも再三要望書を出し、危険がないようにしています。引き続き美化に努めます。

  11については、子どもたちのよりよい成長のためには、学校・家庭・地域が一体となることがとても大切なことですので、これからも保護者のみなさまや地域のみなさまとのつながりを大切にしたいと思います。さらに、学校が保護者のみなさまと地域との架け橋になれればと思います。

家庭でのことについて  

12.子どもと学校のことをよく話し合う

13.子どもが宿題をしているか、忘れ物をしていないか気を付けている

の2つの回答はどちらも「よくあてはまる」が、50%を下回りました。12は昨年の結果とほぼ同じですが、13については昨年よりも下がっています。お忙しいとは思いますが、声かけだけでもしていただければ、子どもたちのやる気がアップしますので、よろしくお願いいたします。特に低学年は、次の日の用意を親子で一緒にしていただけるとうれしいです。

 14.子どもに家事などのお手伝いをさせているは、「よくあてはまる」が19%、「ややあてはまる」を合わせても72%でした。これも昨年度と比べると下がっています。おうちの方も忙しい中、子どもにやらせると時間がかかる上うまくできないのでまどろっこしいと思います。しかし、「お手伝い」は机の上やタブレットを使う勉強では学べない家族の一員として大事なことを学ぶ機会です。家族から「ありがとう」と感謝され、「自分って役に立っているんだ」と思えることはとても重要です。小さなことでもよいので、ぜひお手伝いをさせてください。

 15.学校行事や参観などの機会には、参加するようにしているについては、昨年度よりは少し下回っていますが、「あてはまらない」という回答がほとんどありませんでした。たくさん参加していただいていることをたいへんうれしく思います。

 16.子育てについて気軽に相談できる人がいるは、昨年とほぼ同じ93%の方が「いる」と答えておられたので安心しました。しかし、「いない」と答えた方が12人もおられたので、学校の相談体制をさらに強化していきたいと思います。

 

  2022年12月現在 児童数475 回答数 237 回答率49.9%

  2023年12月現在 児童数462 回答数 193 回答率41.8%