学校だより てきたっ子12月23日号
12月23日号
2学期終業式です
8月の暑い最中に始まった2学期も今日で終わりです。夏から秋冬と3つの季節がめぐりました。毎日の授業とともに校外学習、運動会、学習発表会、マラソン会と大きな行事がいくつもありました。新型コロナの感染状況もなんとか落ち着いていたのでどれも予定通り実施できました。この2学期、それぞれの学年の学習や行事などの様々な体験を通して子どもたちは大きく成長しました。学級休業をすることもなく、元気に終業式を迎えられたことが何よりでした。
11月末から、近隣の校区でニュースに大きく取り上げられるような出来事がありましたが、保護者のみなさまや地域のみなさまに見守りへのご協力をいただいたおかげで、子どもたちは登下校や放課後の時間を安全に過ごすことができました。ありがとうございました。来る2023年も、子どもたちが安全に健やかに成長していけるよう、引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
自主学習ノート
自主学習ノートに取り組み始めて早4か月。これまでにたくさんの子どもたちが、「1冊目が終わったよ。」と校長室に持ってきました。昨日までに1冊目を終えた人は、132人になりました。(これは豊島北小の全校児童の約30%にあたります。)2冊目が終わった人も10人います。
内容も最初はお絵かきやひらがな練習が中心だった低学年の子どもたちも、回数を重ねるごとに計算や漢字の練習などに変わってきています。学年が上がるにつれて、自分でテーマ・めあてなどを決めて何かについて調べたりまとめたりした後、振り返りも書いています。写真や図をふんだんに使って、見る人が分かりやすいように工夫しているすてきなノートがたくさんあります。どのページにも様々な資料が張り付けられていて、分厚くてずっしり重くなっているノートもあります。
預かったノートは、理科室前の展示コーナーに学年ごとに展示し、全校のみなさんに見てもらってから返却しています。素敵なノートのコピーを教室の外に展示して『自主学名人』として紹介している学年もあり、友だちのノートに刺激を受けて、より中身の濃いものになりつつあります。
まだ1回(1ページ)もやっていない人は、冬休みから、ぜひ始めてください。「やりなさい」と言われてやるのではなく、自分からやろうという気持ちになることが大事です。世界に1つしかないお宝ノートを作っていきましょう。
『はばたけてきたっこ(通知表)』について
本日、通知表『はばたけ てきたっこ』をお渡ししました。全校の子どもたちの分を見ましたが、どの子もがんばりがたくさんあった2学期でした。
『はばたけ てきたっこ』の裏に、見方を載せています。学校での子どものようすを読み取り、すぐれている点はほめ、努力の足りない点は励まし……と書いている通り、親子で学習や生活を振り返り、良かったことについては、「よくがんばったね。」「すごいね。」という愛情たっぷりの言葉でほめてあげてください。できなかったことについては、「できなかった=だめなこと」ではなく、「なぜできなかったのか」「何が足りなかったのか」について話し合って、次はどうしていくのかについてお子さまと一緒に考えてみてください。
2学期に十分できていなかったことは冬休みの間に復習をして、3学期に備えましょう。
冬休み 元気に 楽しく そして 有意義に
今日の終業式で、次の4つのことを話しました。
①健康に気を付けて …コロナ・インフルエンザに注意
②安全に気を付けて …交通事故・火遊び・誘拐などに注意
③自分のために勉強 …冬休みの宿題と2学期の復習を
④家族のために働く …手伝い(自分の役割)を決めて責任を持つ
①:待ちに待った冬休み。クリスマスやお正月などの楽しいことがある時期ですから、けがや病気をせずに過ごしてほしいです。休みの間、だらだら過ごしていると、3学期になって朝早く起きられなくなってしまいます。お正月が過ぎたら、少しずつ休み前のペースに体を慣らしていきましょう。
②:恐ろしい事件に巻き込まれることのないよう、出かける時には誰とどこに出かけていつ帰るのかをきちんと伝えて出かけるようにさせてください。校区外へ子どもたちだけで出かけると危険なことに出遭う可能性が高くなります。また、高額なお金を持つのもトラブルのもとです。お家で約束を決め、安全に過ごしてください。
③:冬休みの宿題は、計画的にするよう声かけをお願いします。余裕があれば、2学期に十分できなかった勉強を復習しておきましょう。
④:家族で話し合って、家族の一員として何か1つでもよいので仕事(お手伝い)を決めて、責任を持たせてください。