【泰山裕先生(中京大学)】による指導助言・講義
校内研究授業後に研究会を行いました。
研究会前半は、授業者や一緒に取り組んだ学年団から
以下の3点について報告がありました。
①子どもが主体的に学ぶための課題設定について
②子どもが自ら学びに向かう学習環境について
③授業の中での子どもの交流の様子と変容について
報告を受けて、教職員間で質疑応答やグループ討議を行いました。
後半は、泰山裕先生(中京大学教授)に講義していただき、
「自律的に探究できる子どもの姿」と
それを支える「伴走者としての教師のかかわり方」についてお話いただきました。
子どもたちが自律して学びに向かうためには、
「学び方を知っている子ども」を育てることが大切だということ。
そのためにも探究的な学習過程に取り組むことが必要。
【探究的な学習過程とは…】
①課題の設定→②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現
今回は特に情報の収集や整理・分析を中心にアドバイスをいただきました。
・必要な情報がわかりやすく整理されてある教科書の読み方
・教科書以外の情報を集める方法(インターネット、図書、新聞、インタビューなど)、
・集めた情報を課題に沿って自分で整理する方法
・整理した情報を交流する方法
日ごろの授業の中で子どもたちに「学び方」伝えていく大切さを改めて感じました。
登録日: 2025年5月15日 /
更新日: 2025年5月15日