6月27日、地域の方からのご紹介があり、この度モンゴルの中学生19名(他、教員など支援者3名)と交流会を開催しました。とっても大人びた中学生3年生で、現地の中学校では日本語を学習し、将来的に日本留学を考えている生徒さんで日本語で簡単な会話もすることができました。まず始めに、体育館で1年生と交流しました。モンゴルの生徒さんからは歌の発表があり、日本の卒業式でよく歌われる「旅立ちの日に」を日本語で歌ってくださいました。とても上手に歌っていたのでびっくりしました!そのほかモンゴルの踊りや歌を披露してくださり、1年生も一緒に踊りをまねて楽しみました。

次に5年生の教室に行き、外国語授業を行いました。5年生からは、モンゴル語やモンゴルについて質問しました。一生懸命伝えようとする桜井谷小の子どもたち、そして一生懸命聞いて答えようとするモンゴルの生徒さん。うまく伝わらないときは黒板にカタカナを書いて教えてくれました。国の壁を越えてみんなが一緒に楽しむことができるとても良い時間となりました。

また、多目的教室では日本の給食を体験しました。この日の給食は「パインパン・オニオンスープ・とろーりグラタン・肉団子のケチャップソースかけ」でした。皆さん、ほとんど完食し、肉団子は大人気で争奪戦でした。「パンが長い、パンが柔らかい」「牛乳がおいしい!」と絶賛でした。

その後も他学年の教室を見学し、モンゴルの生徒さんの学校を去られる時刻と子ども達の下校時刻がちょうど重なり、別れを惜しみ門を出るまで後ろを追いかける5年生の姿が見られました。この交流を機に、異文化によるものの見方や考え方の違いを理解し、外国文化やコミュニケーションへの興味を抱いてもらう一つのきっかけづくりになればと思います。