2021年7月 8日 梅雨空にICT授業の季節(2年美術&3年英語)
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美術:気づいたことを探す(写真1) |
英語:もちろん英語で (写真2) |
英語:オリジナルスキット作成(写真3) |
「STF学習(主体的で対話的で深い学び)を目指して」 大阪に出されている「まん延防止等重点措置」は延長する方針で、現在検討されていますが、学校においては感染拡大防止対策のさらなる徹底を図りながら通常形態の教育活動を継続しています。さて、通常形態の教育活動というと今の時期は研究授業をおこないます。わかる授業(STF学習)を目指しての授業で、今週7月6日(火)は美術(2年)、8日(木)は英語(3年)を実施しました。新進気鋭な美術の先生と英語の先生がICTを活用しての授業です。終了後、授業内容について教育委員会の方からアドバイスをしていただきました。
研究授業の目的
風さわやかな千里の地は研究授業の季節である。研究授業とは、他の先生の前で自分の授業を発表する場である。その日に向けて計画をたて、※下学上達(かがくじょうたつ)し授業力の向上を図るのが目的だ。また、授業を参観する先生方にとっては自分の授業の参考にし、またアドバイスを授業者におくる場でもある。さて、今回はiPadをフルに使わせての授業(美術)と、大型モニターを使って生徒へハートフルに迫るパワーポイントの説明後、生徒達がグループでオリジナルスキットを作る授業(英語)であった。※下学上達 手近なところから学び始めて、次第に進歩してゆくこと。
研究授業の実施 美術 単元の目標 〈レオナルド・ダ・ヴィンチ≪最後の晩餐≫の見方や感じ方を自分なりに広げたり深めたりすることができる。自身が感じたことを説明し合うなどして、言語活動の充実を図る〉であった。担当者「今回は、≪最後の晩餐≫の12人の使徒たちに着目し、それぞれの人物の会話について考えその考えを交流したり発表をしたりする活動を行います。この活動を通して、美術作品に興味を持ち、作品の鑑賞方法の幅を広げることがねらいです。また作品を観て思ったことや感じるだけでなく、作品の意図や背景を想像することにより、自分の言葉で表現する力をつけて欲しいと思います」想いは通ず。先生の指示によりiPadでワークシートのQRコードを読み取ると・・・あら不思議、液晶画面に「最後の晩餐」が現れた(左上写真)。キリストがいる。ユダがいる。トマスがいる。マタイがいる・・・。親指と人差し指で画面を拡大させる。12人の表情がはっきりと読み取れた。ダ・ヴィンチはやはり天才だ。作品に登場する人物の表情や様子から、会話を想像してみよう!身体を傾け対面しないようにグループで意見交換をする。各班がホワイトボードに登場人物のセリフを考え記入し最後に全体で共有した(写真1)。美術室に拍手がひろがった。
英語 単元の目標 〈不良品を交換しよう(写真2)店で商品を購入した際に不良品だったことを店員に英語で伝え、返品・交換ができる。 ”主語+let人+動詞の原形の命令文”を理解し、使うことができる。 グループでオリジナルスキットを作り、前に出てきてスキットパフォーマンスができる。〉であった。担当者「この単元の目標を達成するために、これまで1.2学年から買い物でのやりとりや注文の仕方など学習してきました。新学習指導要領の”生徒の身近な暮らしに関わる場面”に続く、”特有の表現がよく使われる買い物の場面”です。英語で不良品を交換する表現をグループ活動で場面を設定することで、互いに学び合う力の育成を期待しています」想いは通ず。先生の指示でまずはペア練習、ソーシャルディスタンスを意識してのパターン練習だ。May I help you? その後グループでオリジナルスキットを作る(写真3)。各班が前にでて演じる。不良品がショップに持ち込まれた。時計・めがね・洋服・スマートフォン・・・。Can I exchange it? ショップの店員はニコニコと交換してくれた。教室に拍手がひろがった。
梅雨空に 伝える力 下学上達♪