「GIGAスクール構想と教育改革」~ICTを活用した主体的な学びを目指して~
「GIGAスクール構想と教育改革」をテーマとした校内ICT研修を実施しました。
現在、全国の学校で「1人1台端末」を前提とした新しい学びがスタートしています。本研修では、ICTを活用して子どもたちにどのような力を育てていくべきか、これからの社会を見据えた授業づくりについて教職員全体で学び合いました。
1.なぜ今、ICT教育が必要なのか?
AIやロボットが活躍するこれからの時代(Society 5.0)は、変化が激しく「ひとつの正解」がない予測困難な時代だと言われています。そうした社会を生き抜く子どもたちには、決められた正解を早く見つける「ジグソーパズル型」の学力だけでなく、多様な情報を組み合わせて自分なりの納得できる答え(納得解)を創り出す「レゴ型」の学力が求められています。
2.学校が取り組む「情報活用能力」の育成
新しい教育改革では、国語や算数といった教科の枠を超えて、実生活で活かせる力を育てることが重視されています。その基盤となるのが、情報を集め、整理・分析し、自分なりにまとめて表現する「情報活用能力」です。
また、デジタル端末上での学習だけでなく、本物を見たり、手で触れたりする「リアルな体験」とのハイブリッドが重要であることも確認しました。学校ならではの体験活動とICTを効果的に結びつけることで、より深い学びにつなげていきます。
3.授業におけるICT活用の3つの柱
子どもたちがICTを「文房具」のように自然に使いこなせるよう、以下の3つのステップを大切に指導していきます。
①ICTの日常化(デジタルシチズンシップ) 端末を大切に扱う、充電を管理する、使う目的を考えるなど、デジタル社会を生きる上でのルールやマナー、生活習慣を日常の中で育てます。
②タイピングなどの入力スキルの習得 思考をスムーズに表現するため、低学年から発達段階に応じた入力スキル(画面のタッチ入力からキーボード入力まで)の習得を目指します。
③デジタルでの制作・発表・協働学習 写真を使った記録、文章の作成と推敲、プレゼンテーションなど、多様な表現方法を学びます。また、お互いの考えを端末上で共有し合うことで、一人では思いつかないような深い学びに繋げます。
4.「教える」から「育てる」授業づくりへ
これからの授業は、教員が一方的に教えるスタイルから、子どもたちが自ら学習課題を設定し、自分のペースで主体的に学ぶスタイルへと変わっていきます。教員は子どもたちの学びを「サポートし、育てる」役割を担います。
本校でも、子どもたちがICTという強力な文房具を使いこなし、これからの時代に大きく羽ばたいていけるよう、教職員一同、引き続き授業改善に取り組んでまいります。ご家庭におかれましても、タブレット端末の持ち帰り学習等にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
