10月26日(土)「マチカネ先生塾」第7回を実施しました。

今回から、いよいよ「授業のあり方について考える・授業を構想する」をテーマに授業づくりの講座が始まりました。

前半は、

「子どもたちにつけたい力」を意識した「教材研究の視点」や「授業の組み立て方」について 講義を行いました。

「子どもにつけたい力は何か」を意識して授業を構想するときには、以下の①~③のポイントを意識して教材研究をすすめようというお話がありました。

①その教材で教えることを設定する。

②子どもが学習の見通しを持つことができるような授業展開を考える。

③ねらいをもった学習活動を設定する。

 

講義の中では、道徳の模擬授業や国語の授業映像をもとに授業展開の工夫について学んでいきました。

 

後半は、道徳と国語の模擬授業にむけてグループで教材研究を行いました。

前半の講義で学んだポイントをもとにこの教材でつけたい力は何か、それぞれ意見を出し合いました。

【共通課題】

道徳「絵はがきと切手」(日本文教出版4年)

国語「主語とじゅつ語」(東京書籍 2年下)

    

受講生からは、

「グループワークを行う目的は、゛意見をたくさん出す” ゛考えを深める” ゛教えあう”など様々な目的が達成できると思うが、その目的をしっかり持って活動を行った方がよりよい活動ができると感じた。」

「道徳の授業や国語の授業をみたり、体験したりして思ったことは、゛子ども主体の活動は楽しい”ということです。友だちと考えているときのほうが、子どもたちも自然な状態で活動していて、主体的に学ぼうという姿が見れました。」

「授業の中に発達段階に合わせた工夫がたくさんされていました。中学生でも学年が1つ違うだけで異なるので、各学年の発達段階に合わせた授業を展開していきたいです。」

「子どもが主役になる授業を心がけていますが、実際に授業を行うととても難しいことがあります。班活動で、授業展開を考えたたくさんの人の考えを聞くことで自分には考えつかない見方があり、学びになりました。」

「道徳の模擬授業がとても楽しかったです。子どもの立場で多くのことを感じることができました。グループでの話し合いではたくさんの意見が出ました。自分の考えを伝えると、その意見につけ加えアドバイスをしてくれたり、考えが同じでも言葉選びがちがったりなど、話し合ってみてわかることが多くありました。」

といった感想がありました。