教育目標

   

【豊中市立千成小学校 教育目標】

 

未来をつくる子どもたちと ともに歩む

~子どもたちを仲間・学び・社会とつなぐ教育の創造~

 

(1)   学校経営の重点

■ めざす子ども像

①    自分が大切な存在であると実感できる自尊感情の高い子ども

②    他者に対する共感や思いやりを持ち、行動できる豊かな人権感覚を持った子ども

③    自ら学び、考え、課題を解決しようとする意欲を持った子ども

④    基本的な生活に必要な知識や習慣を持ち、社会のルールやマナーを守ることができる子ども

⑤    自らの進路・将来に展望を持ち、創造性豊かに社会に参画しようとする子ども

■ めざす教育活動

①    子どもと教職員、子ども同士が互いに深い共感と信頼に支えられた豊かな温かい人間関係をつくるなかで、子どもたちが自他のよさや持ち味に気づき、それを認め合い、よりよい自己実現をめざすことができる教育活動

②    基礎・基本の学力の定着をめざすだけでなく、協同的な学習活動を経験することで、すべての子どもが学び方や学ぶことの意味を授業の中で実感し、学ぶ意欲を高め合う教育活動

③    学びを通して、自らの生き方をみつめ、将来の生き方を展望する意欲を育むとともに、身の回りや社会の課題について主体的に学び、仲間とともにその解決を図ろうとする意欲を育む教育活動

④    保護者、地域ならびに関係機関との信頼関係を深めるとともに、校種間の連携と協働を通して、保幼小中の学びと育ちを途切れることなく支援するセーフティネットづくり

 

(2)   学習指導及び生活指導の重点

一人ひとりの子どもに温かく安心できる人間関係が育まれた学習環境を整えることで、子どもたちが「心地よい自分の居場所」として実感させるとともに、すべての子どもに自尊感情を育み、自己実現や自立に向かう学力保障をめざす。また、授業研究では子どもたちが深く対話し思考する学習活動を系統的に組織することで、協働して論理的に課題を解決する力を育む。

とりわけ、学習面での課題が見られる子どもたちの多くが生活面の課題も抱えていることをふまえ、個々の子どもにていねいに寄り添いながら、その背景に潜む課題に着目して、自尊感情を高め、自立し、身近な集団、ひいては社会に参画しようとする意欲を育む機会を可能な限り創造する。

■ 学習指導の重点

①     子どもたちの学力や学習状況の実態を把握し、基礎学力、活用的な学力を高める。

②     子どもが主体的に学び合う学習集団づくりをめざし、「学ぶ意欲」の向上を図る。

③     授業方法、授業内容を研究し、対話を通して考えるための「思考スキル」を系統的に示す。

④     補習や家庭学習のあり方を研究し、子どもたちの学習習慣と学習意欲の向上をめざす。

■ 生活指導の重点

①    集団の一員として必要な基本的生活習慣や規範意識が大切にされる集団をつくる。

②    いじめを許さず、自他の違いを認め、良さを認め合える集団をめざす。

③    学校教育活動のあらゆる場面で子どもたちの自立と自律を促し、主体的に行動できる機会を設ける。

 

(3)   健康管理と健康指導の重点

  健康で活発に行動できる子どもの育成に向け、運動あそびを重視し、体力の向上と健康な生活習慣、安全に関する理解を深める健康教育を推進するとともに、保護者への理解・協力を求める。

①    規則正しい生活習慣を養い、自主的な健康管理を図る。

②    運動の心地よさを知り、積極的に体力の向上を図る。

安全指導の徹底により、命の尊さを知り、命を守る知恵と行動力を身につけることをめざす。