1 豊中市立千成小学校のいじめ防止基本方針について

 

子どもは、生まれながらにして、一人ひとりが個性ある人格をもったかけがえのない存在であり、権利の主体として、いかなる差別も受けることなく、その尊厳が重んじられ、人権が尊重されなければなりません。

しかしながら、昨今、様々な場面で「いじめ」が深刻な人権侵害事象として教育課題とされ、尊い命さえも奪われるという不幸な事件も少なくありません。いじめは、被害・加害を問わず、関係した子どもたちすべての将来にわたってその内面を深く傷つけるものであり、子どもの健全な成長に大きな影響を及ぼします。

このたび国が「いじめ防止対策推進法」(2013年)が策定したことを機に、本校のいじめ防止対策に関わる校内体制やとりくみを再点検し、「千成小学校いじめ防止基本方針」として整理しました。

今回の基本方針で、私たち教職員は、千成小学校の子どもたち一人ひとりに「互いの違いを認め合い、ともに学び、ともに生きる」力を育み、いじめを起こさない集団づくりをめざして、

①    子ども一人ひとりの自尊感情を高めること

②    仲間の気持ちを受け止め、自分の生き方を振り返ることのできる学力を保障すること

③    他者を思いやり、ともに生きることの意味を実感できる集団をつくること

④    社会の様々な課題に気づき、その解決をはかろうとする豊かな人権感覚の育むこと

以上のことを土台として、いじめのない・いじめを許さない千成小教育を確立することを目標としています。

 

 具体的には、以下のように構成していますので、必要に応じて参照してください。

          (本文はこちら→千成小学校 いじめ防止基本方針2019年8月26日改訂 [821KB pdfファイル]  )

第1章       いじめとは いじめの定義 校内組織(生活委員会) 校内体制 年間計画

第2章       いじめの未然防止のとりくみ(いじめをおこさないとりくみ)

第3章       いじめの早期発見のとりくみ(いじめの早期発見の工夫と対応)

第4章       いじめ発見後の対応(発見したときの対応/被害者や加害者、集団への働きかけ)

 

 

2 保護者のみなさまへのお願い

 

いじめを受けている子どもの多くが「いじめを受けていることは恥ずかしい」「そのことを知ったら、親はどんなに悲しむだろう」と思い、隠そうとすることが少なくありません。そうした子どもたちが示すサインを見逃さないよう日頃から子どもの様子を観察し、声をかけてください。些細なことでも子どもにとっては非常に気持ちの重くなることがあります。そして、少しでも、子どもたちの様子が「気になる」「いじめかな」と感じられる点がありましたら、抱え込むことなく学校に連絡してください。ともにその解決を図るべく対応していきたいと考えておりますので、どんな些細なことでも気軽にご相談ください。

 

子どものこんなところが気になったら…

ちょっと気になる段階

何かしら対応が必要な段階

・  元気がなく、イライラしている

・  朝晩のあいさつや、学校の話をしなくなった

・  食欲がなくなっている

・  家族に乱暴な態度をとる

・  帰ってくると服や持ち物が汚れている

・  お金をねだる(金遣いが変わる)

・  友だちからの電話に対して対応が暗い

・  家から外に出ようとしない

・  急に成績が下がる

・  話に出てくる友だちの名前が変わる

・  携帯(スマホ)を使う時間が延びた

・  教科書や持ち物に本人ではない落書きがある

・  悪口の書かれた手紙やメールがある

・  家のお金がなくなっている

・  身体に不自然な傷やあざ、怪我がある

・  友だちから連絡があり、嫌そうに外出する

・  買った覚えのない物を持っている

・  夜、眠れなかったり、夜中にうなされている

・  友だちが急に遊びに来なくなり、一人でいる

・  学校に行きたがらない

・  衣服に破れや靴の跡がある

・  持ち物が度々、無くなったり、壊れている

(参考:大阪教育委員会「いじめ対応プログラムⅡ」)