交流会はじまり 6年生チーム 5年生チーム
5年生陣地を守る 攻める6年生 ゲーム終了

 「三寒四温」を繰り返して春がやってきます。さて、コロナ禍で中々他学年と交流できない6年生は考えました。異学年交流です。4年生まで終え最後の交流学年が5年生です。 3月2日(木)、朝の会で5年生と運動場で「王様陣取り(下写真)」をおこない、5年生と6年生たちの間をジャンケンが往復、わきあいあいでした。2月27日(月)、3月3日(金)、9日(木)にも実施)

6年&5年交流会 6年生 5年生との交流会 6年生では学年目標のひとつとして「異学年交流」を位置づけている。他学年に出向いて交流を深めよー、だ。学年最後は5年生との交流だった。6年生交流係が考えたのは「王様陣取り」である。王様陣取りの基本的なルールはこうだ。①5年生と6年生の2チームに分かれ各チーム王様を1人決める(誰かは秘密)。② スタートしたら相手チームの人にタッチをしてじゃんけんをする。勝ったら次の相手を目指して攻撃を続行する。負けたらその場に座り行動不能になる(自チームの王様にタッチされると復活することが出来る)。③ 相手チームの王様をタッチしじゃんけんで勝つと勝ち。 「王様陣取り」には味方同士の協力や、戦法を考えるおもしろさがあり かなり走りまわる。なお、決着をはやめるため陣地にボールを置きボールにタッチしても勝ちとするローカルルールを6年生は考えた。

 交流会が始まった(上写真6枚)・・・・先生「5年と6年の王様陣取り1回戦をはじめまーす。広がってくださーい。作戦タイムいいですかー」、ピッー笛の合図で開戦だ。優しく見守る担任。とりあえず相手にタッチしてジャンケン!負けたら座る。ジャンケンが強ければ勝つ。偶然王様に勝てば勝つ。王様が相手陣地に上手いこと入ってボールを触っても勝つ。作戦と偶然の要素がミックスされた競技は奥が深い。小さなアリは象をも倒す。1回戦2回戦と経験に勝る6年生が勝った。これでは終われない5年生。6年生2人が5年生に寝返る(王様が誰かは内緒)。3回戦4回戦と5年生が勝利する。ノーサイドの笛が鳴って「王様陣取り」は終わった。ノーサイドとはラグビーの試合終了時の言葉を意味する。 英語で書くと「No Side」。試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はない。5年生と6年生はお互いの健闘を讃えあった(下写真右)。6年生「これからは5年生が委員会活動などを引っ張っていってください」

初春に 王様狙って ジャンケンす