11月10日(土)「マチカネ先生塾」第8回を実施しました。

授業基礎力養成講座「授業づくり①」として「授業のあり方を学ぶ・授業を構想する」をテーマにいよいよ授業づくりの講座が始まりました。

前半は、

「子どもたちにつけたい力」を意識した「教材研究の視点」や「授業の組み立て方」について 講義を行いました。

 

「子どもにつけたい力は何か」を意識して授業を組み立てるためには、

①教材を教えるのではなく、教材で教えることを設定する。

②子どもが学習の見通しを持つことができるような授業展開を考える。

③ねらいをもった学習活動を設定する。

ということが大切という話がありました。

講義の中では、具体的な授業の場面や映像をもとに、授業展開の工夫についても学びました。

 

後半は、共通課題の模擬授業にむけてグループで教材研究をしながら

この教材でつけたい力は何か、意見を出し合いました。

【共通課題】

算数「2けたでわるわり算」

国語「文と文とつなぐ言葉の働きを考えよう」

  

グループで話し合ったことをもとに、展開がまとまった受講生が代表で模擬授業を行いました。

次回は、教材研究をしたことをもとに、全員が共通課題のうちどちらか1つを選んでグループ内で模擬授業を行います。

 

受講生からは、

「授業を構成するには、子ども目線に立つことが大切であると学んだ」

「教師が決まりや考えをただ伝えるのではなく、児童の言葉から学びを深める授業づくりがしたいと思った」

「改めて教材研究をしてみると、大人であれば簡単にできることほど、子どもに教えるといことが難しいと感じた」

といった感想がありました。