終業式で体育館にみんなが集まりました。そこ

で表彰を行いました。府立豊島高等学校で行われ

た、「豊島カップ」でバレーボールチームの選手

が表彰されましたので、みんなの前で紹介しまし

た。そのあと、終業式のお話をしました。この一

学期間、一人ひとりが自分の立場や役割の中でよ

くやってくれたこと、仲間作りができたこと、大

きな事故や怪我がなく過ごせたことが何よりよか

ったことです。

 私からの「夏休みの宿題」は、「自分の心を磨

くこと」です。大人になって行く生徒たちが、自

分が成長に関わってくれる大切な人とのつながりを

作っていくために、持ってほしい心について話し

ました。1番目の人は、自分を無償で応援してく

れる人です。お家の人がそうでしょうか。その人

に、「感謝と尊敬の心」が持てるといいですね。

2番目の人は、自分を認め、評価してくれる人。

その人から受けるアドバイスは、優しくもあり、

時には厳しいかもしれません。自分が進む道のど

のあたりにいるのか。今、するべきことを将来の

自分のことを考えてアドバイスしてくれる人です。

その人に対して素直な気持ちで学んでいけるとい

いですね。3番目の人は、自分の仲間です。同じ

道を歩む友達です。良い意味で競い合います。一

緒に喜んでくれたり、時には悩みを聞いてくれた

り、スランプの時に励ましてくれたり、しんどい

ことがあっても、あきらめないで乗り越えていく

力を与えてくれます。信頼と尊敬の気持ちが持て

るといいですね。

 長いようで短い夏休みですが、一人ひとりの「心」

の成長を願っています。一人ひとり大切な生徒たち、

二学期の始業式には、また元気で会いましょう。