夜間学級とは
夜間学級の目的
義務教育の年齢を超えており、さまざまな要因や事情で義務教育を受けることができず小・中学校を卒業していない人、または実質的に十分な教育を受けられないまま小・中学校を卒業した人に対して、国籍を問わず、学ぶ機会を保障し、義務教育を行うことを目的とする。
夜間中学校の存在意義
1)義務教育を終えることができなかった人に義務教育を行う場
2)教育関係者や市民が学ぶ場
3)昼の生徒が学ぶ場
4)国際化の最前線、多文化共生の実践の場
夜間学級の歴史
1947年 |
大阪生野区第二中学校に夕間学級(現・勝山中学校) |
1954年 | 全国で87校に |
1955年 | 全国で5208名の生徒 |
1966年 | 行政管理庁が夜間学校早期廃止勧告 |
1968年 | 在籍416名(最少) |
1969年 | 全国で20校(最少) |
1969年5月 | 岸城中学校(岸和田市)夜間学級公認 |
1970年 |
菅南中学校(現・天満中) |
1972年 |
長栄中(東大阪市)、八尾中(八尾市) 殿馬場中(堺市) |
1973年 | 文の里中(大阪市)、守口三中(現・守口さつき学園) |
1975年 |
豊中四中(豊中市) |
1976年 | 昭和中(大阪市) |
1993年 |
太平寺分教室(東大阪市)→2001年4月独立(現・布施中) |
現在全国で31校 | 1860名が学んでいます。(2016年9月現在) |

登録日: 2011年6月1日 /
更新日: 2020年10月1日