校長あいさつ
ようこそ刀根山小ホームページへ
今年度、刀根山小学校へ着任した森真理子です。さて、刀根山小学校は、豊中市の北部、千里丘陵の北西部に位置する小高い丘の上にある学校です。刀根山地域は、周囲にはマチカネワニや歌枕として有名な待兼山、「万葉集」にも登場する島熊山などがあり、歴史のロマンをかきたてられる地域でもあります。校章にも、周辺から発掘されたトウヨウゾウの牙と古代鏡がデザインされています。
本校は閑静な住宅街の中に位置し、狭い路地が多いことから、毎日の登校や下校においては、地域の方々や保護者の皆様が温かく見守ってくださり、「おはようございます」「さようなら」のあいさつの運動も行っています。「あいさつ」は人間関係づくりの基本です。「気持ちよくあいさつ」ができる子どもたちの育成をめざしています。
本校は、全校児童699名の大規模校で、学級担任、支援学級担任、大規模校加配、通級指導教室担当、専科教員等、様々な立場の教職員がチームになって一人一人の日々の教育活動に取り組んでいます。
学校教育目標は、
「ともだちとともに、ねばり強さと やさしい心で まなび合う刀根っ子」
学校生活に欠かせないのが「ともだち」です。友達と学び合いながら成長する刀根っ子には、「何事にもあきらめないで自分のペースでコツコツと向き合う粘り強さ」と、「自分がされたり言われたりして嫌なことはしない」そして「子どもたちの失敗をお互いに許し合える」そんな「優しい心」を育みたいとの願いで、日々教育活動に取り組んでいます。
今年度は、昨年度に引き続き豊中市教育委員会から「校内研究推進事業」の指定を受け、個別最適な学びと協働的な学びを実現するため、一人一台タブレットを有効活用した教育活動と、情報活用能力育成のための指導の充実に取り組んで、子どもたちの学力を向上させることを目指しています。毎週水曜日はタブレットデイとして、子どもたちが主体的にタブレットでの学習がすすめられるよう、スマートスクール担当教員を中心に全教職員が少しずつ無理ない範囲で取り組んでいます。
2023年度からコミュニティースクールとして指定され、学校運営協議会を開催し、地域とともにつくる学校教育を模索してきています。特に、学校の教育活動に地域の方々だけではなく、保護者の方々に参画していただき、みんなで子どもたちの育成にかかわろうと、「とねサポボランティア」に取り組みました。現在40名近くの保護者の方に登録していただき、校外学習や図工・家庭科などの実習授業のサポートをお願いしています。何よりも、子どもたちが安心して生き生きと学習に取り組める学校を目指して今年度も取り組みます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
刀根山小学校長 森 真理子