5限 授業者 松崎先生(6/2の授業です)

単元名 中学生に必要な栄養素を満たす食事

1年 家庭科 夕食の献立を作成する

先生の板書

本時の目標1日に必要な栄養摂取量を補うことができる「夕食」の献立を作成しよう
★対話を通して解決できる課題必要な栄養素をとるために、1日に何をどのくらい食べれば良いかを考え、
 献立作成をすることができる。
◇本時の流れ
➀導入(5分) ・学習目標の確認
・映像教材(1人の男性の朝食と昼食の様子)の視聴
➁展開(40分) ・映像を視聴し気づいた食生活の課題を書く
・昼食の食材を、6つの食品群に分類し、朝食+昼食の各群の摂取量の合計を求める
 ★「朝食・昼食」で不足している栄養素と量を補うことができる
『夕食』の献立を考える(4人班で取り組む)
・全体交流➡発表
・他の班の発表を聞いて参考になった点をまとめる
・夕食の献立作成より、1日の「6つの食品群」ごとの摂取量合計と、中学生の1日分の目標量を比較し、気づいたこと・感想・今後の課題をまとめる
③まとめ(5分)・本時のふりかえり
 
 50分間の中で、考えたり対話をする時間が合計20分あり、真剣に一人で考える時間、タブレットや教科書を使って調べる時間、考えたアイデアを交流する時間、静と動が混ざったメリハリのある授業でした。
 松崎先生からの「AIで献立を作ることは簡単やけど、みんなには自分たちで考える力をつけてほしい」という熱いメッセージから、子どもたちの時間がスタートしました。
 必要な栄養素を取るために、計算しつつ、自分たちの食べたい食品を選んだり消したりしながら、班の仲間と対話しながら献立を作成し、9グループのメニューは、なべが2つ、カレー、チーズインハンバーグ、クリームシチューが2つ、魚フライ、もやし豚肉チーズ入りお好み焼き、ホイコーロでした。考えた献立を提案して、家で一緒にご飯を創ったら楽しいでしょうね。教室のみなさんの生き生きした表情・笑顔に癒されました。

「栄養素の計算」を中学1年生に取り組んでもらう、といった初の試みでしたが、1年生の積極的、意欲的に取り組む姿勢を活かしたいと思い挑戦しました。難易度の高い課題でしたが「食」という身近であり重要なことを考え実践するといった授業となりました。AIに負けない考え続けることができる生徒の育成になるような授業を今後も実践していきます。(授業者 松崎)

先生や友だちの話を聴くときのリアクション、うなづきがとても気持ち良いクラスでした。聴き手がいい反応をしてくれたら、話し手は気持ちよく話すことができます。 Be a good listener. どんどん仲間の考えを引き出し、良いものを創っていけるグループワークができるようになってください。(校長)