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☆ 特色づくりと改革を目指して ☆

 豊中市の北部地域にある本校は1000名を越える生徒と72名の職員を擁する大規模校として緑丘の閑静な住宅地に位置しています。

 本校は創立40余年の歴史がありますが、地域の特性から海外での生活経験をもつ生徒も多く在籍しています。そこで特色づくりの一つとして国際性豊かな生徒の育成を目指しています。国際感覚を磨くには、個々の生徒がもつ特性に対する寛容性や自分のことや地域のことや家族のことを語れるプレゼンテーション能力の育成が肝要であると考えています。

 本校ではその能力の育成のために様々な取り組みをしています。これらの取り組みを通じて自分と異なるものにもまなざしを温かく向け、違いを豊かさにできる集団づくりをめざしています。

 また本校は1996年に制服等の服装規定を廃止し、生徒それぞれが「自立・自由・自治・人権・学校生活・社会生活」のそれぞれの条項について自ら考え、行動できる生徒の育成を目指して「生徒憲章」を定めました。現在もその精神はよき伝統として継承されています。

 したがって本校には制服はなく、生徒は自由服で学校生活を送っています。そこには社会的責任や自己責任もしっかり認識され、TPOをわきまえることも当然必要なこととなります。本校では、それらのことは家庭にもよく理解され、問題なく今日まで運用されています。

 本校は5つの小学校から生徒が入学してくるという状況や創立40余年を経ていることから、人間関係づくりや施設設備に多少問題もかかえていますが、生徒は溌剌として、よく学び、クラブ活動も活発です。生徒会も「生徒憲章」の精神の具現化のため努力しています。

 教育システムが刻々と変化してゆく時代ですが、教育課程の編成や評価の問題、そして個の応じた授業の充実そして施設設備の充実や安全の確保などの教育課題と向き合いながら、全職員心を合わせて更なる学校の特色づくりに努力していきたいと考えております。

 本校の教育活動にご理解とご協力をお願い致します。