保健室から

 

保健室では、お子さんが元気で楽しい学校生活が送れるように、学級担任と連携を取り、子ども達をサポートしていきます。保護者の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

 

保健室はどんなところ

 

○   毎朝、学級担任が行う健康観察を参考に、子ども達の健康状態を把握します。

お子さんの体調に不安がある場合は「連絡帳」でお知らせください。

 

○   学校でのけが・病気の応急手当や一時休養ができます。

医療行為ができないので、投薬や継続した治療はできません。

 

○   健康診断や発育測定をします。

体の調子や成長を知ることができます。

 

○   心や体の相談を受けます。

お子さんや保護者の方と一緒に考えます。

 

○   健康や体について知ることができます。

体についての資料や本等を置いています。

 

○   困ったこと(トイレの失敗など)がある時は、対応します。

                       

 

 

(1)学校における健康診断

人間の一生で小学校時代は、最も成長が活発な時期であるといわれています。この時期は健康の保持増進を図るため「学校保健安全法」に基づいて、いろいろな検診・検査が4~6月まで実施されます。

お子さんの発育・健康状態を見る大切な検診・検査です。説明プリントをその都度よくお読みください。      (詳しい日程は学年だより、毎月の行事予定表をご覧ください。)

健康診断の項目

  

○身長・体重の測定  ○尿検査  ○心電図検査

○視力検査  ○聴力検査  ○内科・歯科・眼科・耳鼻科の校医検診

○結核健康診断             ※学年によって項目は異なります

 

 

     学校で行われている健康診断は「スクリーニング検査」と呼ばれているものです。健康の保持増進を目的とし、お子さんの健康状態を把握することが中心であり、きちんとした診断を出すものではありません。健康診断の結果、もう少し詳しく検査をしたほうがいい場合や疾病が発見された場合のみ「結果のお知らせ」をお渡ししますので、できるだけ早めに医療機関を受診するようお願いします。

(2)学校で元気に過ごすために

学校では、始業前に担任が健康観察・欠席調べを行い、お子さんの健康状態や欠席状況を把握しています。お家でも登校前に、お子さんの健康観察をお願いします。朝、体の不調を訴えた時や発熱時は、無理に登校させないで様子を見てあげてください。

また、高熱をだした翌日などで体力が低下しているときは、回復するまでおうちでゆっくり休ませてあげてください。体調に不安を抱えながら登校した日は、連絡帳で担任までお知らせください。

 

こんなときは、注意してください

 

・顔色が悪い ・食欲がない ・発疹が出ている ・目が充血している 

・のどが痛い、腫れている ・おなかが痛い、下痢をしている ・きげんが悪い


 

 

リズムある生活をつくる

1. 朝食は必ず食べさせてください

2. 毎日、排便する習慣をつけさせてください

3. 水分補給のため、水筒を持たせてください

4.  手をふくハンカチとティッシュペーパーを持たせてください

5.  夜は早めにぐっすりと眠らせてください

 

 

(3)感染症にかかった時

 

感染症にかかったら、医師の診察を受けてください。学校保健安全法に指定されている、“学校感染症”にかかると医師の許可がおりるまで登校をひかえていただいています。この場合、『出席停止』扱いとなり、欠席にはなりません。登校する際には、学校からお渡しする『届』の用紙に保護者の方が記入し、担任まで提出していただきます。(医師による診断書は必要ありません)

 

<主な学校感染症と出席停止期間の基準>

学校感染症の種類

 出席停止期間(めやす)

 インフルエンザ

(新型インフルエンザを除く)

  発症後5日を経過しかつ解熱後2日を経過するまで

百日咳

5日間の投薬治療又は特有の咳が消失する まで

 麻しん(はしか)

解熱した後3日を経過するまで 

 流行性耳下腺炎

(おたふくかぜ)

耳下腺の腫れが出た後5日経過しかつ全身状態が良好になるまで 

 風しん(3日はしか)

発しんが消失するまで 

水痘(みずぼうそう) 

全ての発しんが痂皮化するまで 

咽頭結膜熱(プール熱) 

主要症状が消退した後2日を経過するまで         

 結核

医師が感染の恐れがないと認めるまで 

 流行性角結膜炎

医師が感染の恐れがないと認めるまで 

 急性出血性結膜熱

医師が感染の恐れがないと認めるまで 

その他の感染症

腸管出血性大腸菌感染症

溶連菌感染症

手足口病

マイコプラズマ肺炎

ヘルパンギーナ

伝染性紅斑(りんご病)

流行性嘔吐下痢症

ウイルス性肝炎 等

医師が感染の恐れがないと認めるまで

 

※あくまでも出席停止期間はめやすです

※この他にも学校感染症はあります

※詳しくは医師の指示に従ってください

 

 

(4)学校でけがや病気をした時

けがについて

その日学校で起きたけがの応急手当をします。学校での手当ての後はご家庭で様子を見てあげてください。その後の様子によって、医療機関を受診された場合は、学校までご連絡ください。

 けがの状態によって医療機関への受診が必要と思われる場合は、保護者の方に連絡をとり、受診について相談させていただきます。

 

病気について

急な発熱などの場合は保護者の方にお迎えをお願いします。また、発熱などはないけれど体調が悪く、しばらく休んでも回復せず、学習を続けることができない時も、保護者の方に連絡をとって早退してもらうことがあります。

個々の体調がありますので、学校では内服薬は使用していません。

 

(5)安全カードについて

けがや急な病気など、お子さんにいつ何があるかわかりません。いつでも必ず連絡が取れるようにしておいてください。連絡がつかないと、診察や治療が遅れたり、何よりお子さんが不安になります。念のため、複数の連絡先をお知らせください。また、連絡先が変わった場合も、その都度お知らせください。

 

・ 保護者の方への緊急時の連絡や医療機関受診時に使用します。(受診時には医療機関に提示することがあります)

・ 記入上の注意

①    自宅以外の緊急連絡先は優先順に上からご記入ください。

②    確実に連絡が取れるところ(携帯電話や仕事先を含めて)をご記入ください。

③    受診の際の参考にしますので、身体状況(アレルギー体質、禁止されている薬など)やかかりつけの医療機関がありましたらご記入ください。

・ その他

①    学校の電話番号(06-6333-2361 )と学校からの発信専用番号(070-2448-6418)を携帯電話に登録しておいてください。

②    「安全カード」の内容で変更がある場合は速やかに担任までご連絡ください。

③    「安全カード」は部外秘とし、卒業後・転出時には破棄します。

 

 

 

(6)日本スポーツ振興センターについて

 

学校での授業・遊び時間・登下校の時などにけがをして病院・整骨院などで治療を受けた場合、日本スポーツ振興センターより、保険診療の範囲内で治療費が支給されます(整骨院はセンターが必要と認めた額が支給されます)。学校でけがをして病院等に行かれたときは、担任までお申し出ください。

    

本制度は申し込み制になっていますが、万一の場合を考慮して毎年全員加入を

お願いしております。保護者負担額は年間460円です。

年度途中に転出入された場合でも、日本国内の学校であれば有効です。

 

                  

手続きの流れ

けが発生

医療機関で受診したら学校で書類をもらう

治療終了後、または月ごとに書類を

医療機関・薬局に書いてもらう

学校に書類を提出

書類提出から2~3ヶ月後

給付金がおりる

 

  

 

(7)医療機関・相談機関について(資料)

 

○休日、夜間診療等

 

豊能広域

こども急病センター

072-729-1981

小児科(15歳未満)

平日 

午後6時半~翌朝6時半まで

土曜日 

午後2時半~翌朝6時半まで

休日 

午前8時半~翌朝6時半まで

市立豊中病院

06-6843-0101

救急外来

箕面市立病院

072-728-2001

救急外来

 

 

電話相談☎

              

中毒110番

(誤飲した時)

072-727-2499

大阪  24時間

029-852-9999

つくば 9時~17時

大阪府救急医療

情報センター

06-6693-1199

休日、夜間などの医療機関情報案内

(365日24時間対応)

 

○子育てについての相談機関(市内)

豊中市教育センター  

蛍池中町3-2-1(ルシオーレ内6・7階)

 

教育相談総合窓口  ☎6840-8121 (月~金 9時~17時)

教育に関するさまざまな問題(学校嫌い・いじめられる・友だちができない・子育てに自信がない・心身の発達など)の相談窓口です。

サタデー相談(初期相談専用)もあります。(要予約) ☎6844-5292(第2土曜日9時~12時)

 

※豊中市のホームページに詳しくありますので参考にしてください。