大会前練習  会場にて  演奏後

 初のホール練習(写真1)

本番前!チューニング室へ(写真2)

 本番後!演奏を終え ほっ(写真3)  

吹奏楽部 一音入魂  吹奏楽部  

 第55回大阪府吹奏楽コンクールが、8月12日に大阪国際会議場でおこなわれました。九中吹奏楽部は過去2年金賞を受賞しましたが、関西大会にはすすめませんでした。今年は大阪府代表の金賞を射止め、初めての関西大会へ8月27日に臨みます。

  プロローグ 早起きは三文の得。決戦当日朝から箕面市民会館グリーンホールで今年初のホール練習(写真1)をおこなう。ひと汗、いやひと音出した後は一路大阪国際会議場へ。楽器を降ろし高校生に誘導されチューニング室へ向かう。「2列に並んでください。」え、今時の中学生がすんなり並ぶのか。九中生は2列に並ぶ(写真2)。

 国際会議場本番 出場順は16番目(後半の部の1番目)、15時だった。演奏は、課題曲と自由曲を12分以内に、こなす。自由曲の「大いなる約束の大地~チンギス・ハーンは、大きく三つの場面に分けられる。モンゴルの地で勇壮な踊りを披露するシーンではかけ声も入る。大草原を馬が駆け巡り、やがて夜になり愛を語り合う夫婦。大事なのは情景を思い浮かべ演奏をするハートのみ、ここは北摂地区大会と同じだ。

 顧問の安井Tの指揮棒があがった。・・・自由曲の「緑」はモンゴルの大草原を目の前に浮かばせる曲だ。九中吹奏楽部がハートでモンゴルの草原に観衆を導いた。終了後の記念写真では開放感!興奮、達成感にも似たキラキラポーズ!ベルを頭に乗っけ帽子にしてデジタルカメラにおさまった(写真左上)。終了後、不安を胸に楽器を片付けた(写真3)。後は結果を待つのみだ。ここまでは北摂地区大会と同じルーティンである。

 エピローグ・・・審査発表は、19時40分から。・・・アナウンスが流れた。「プログラム16番 豊中市立第九中学校 金賞 ゴールド!」 声にならない歓声が中学校名をかき消す。ここまでも北摂大会と同じだが、ここからのアナウンスを聞き逃してはならない。代表か?「続きまして、8月27日ロームシアター京都で行われます、関西吹奏楽コンクールに出演する団体名を発表いたします。」しーん。チャーリーシーンはいないが静寂が流れる。「プログラム6番・・・プログラム11番・・・プログラム16番 豊中市立第九中学校。」キィャーキャー!!!!!チャーリーシーンがここにいたとしても、このキィャーキャーはない。やったーおめでとうだ。関西大会初出場が決まった瞬間だった。

 その後、代表校の部長、顧問の先生が楽屋に集まる。関西大会に向けての説明と出演順をくじによって決めるのだ。部長はまだ信じられない。部長「いいんですか?本当に私たちでいいんですか?」、「いいみたいやよ」顧問の口から一言と笑みがこぼれる。説明後抽選が始まった。じゃんけんの結果3番目にくじを引く。おそるおそる閉じた目を開けくじを開くと・・・「関西吹奏楽コンクール 中学A 1番」と書かれたあった。1番だ。朝一番10時の出演となった。選手宣誓だ!・・・はない。

 安井教諭「今年は初めて関西大会の切符を手に入れることが出来びっくりしています。大阪府マーチングコンテストの練習と重なることになりますが、九中らしい演奏が出来るように練習を重ねたいと思っています。」

吹奏楽という種をまいて ハートを育てる。 顧問