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平成22年 中央大会出場(写真1)

 平成28年 3位決定戦(写真2)

3位決定戦後 保護者へお礼(写真3)

 ~ サッカー部 豊能地区3位に

 速報 6月25日(土)、九中サッカー部は大阪府豊能地区予選 3位決定戦において僅差で勝利し、大阪府中央大会出場を決めました。

 サッカー部中央大会への道 九中サッカー部の目標は全国につながる大阪府中央大会への出場である。この大会の切符を手に入れるのは豊能地区大会で3位までに入らなければならない。3年生にとっては一番重要な大会と言える。平成22年の秋の中央大会に出場(写真1)して以来九中サッカー部は出場を逃していた。今年は豊能の春季大会でグループリーグを1位で通過し豊能地区予選大会への出場権を獲得、3位になったおかげで今大会の予選トーナメント1回戦はシードで不戦勝だった。(出場した12チームは、勝ち抜いた学校なのでどこも手強い)

 準々決勝は修学旅行明けの日曜日となった。3日間練習をしていない。修学旅行の疲れもある?グラウンド状況も悪い。悪い条件が重なる中、対箕面二中戦はぎりぎりのところで踏ん張った。守りに徹するしかない、守備的な戦いを強いられた。フォワードも守るし、GKはファインセーブを連発!きわどい場面もあったが0-0でしのぎ、PK戦に持ち込んだ。PKも5-4!僅差で勝ちを拾って準決勝へと進んだ。

 3位以上で中央大会へ 翌週の準決勝で勝てば中央大会だ。一週間みっちり練習した。延長もやった。グランド状態も良かった。試合前の今日の運勢、てんびん座(監督)も味方だろう。前回豊中十一中には引き分けているが、天運は我にあり!好条件重なるも・・・0-5で敗れる。これで中央大会出場には3位になるしかなくなった。

 3位決定戦にすべてをかける。だが、だがだ。3位決定戦は25日である。テスト週間なので放課後のクラブは出来ない。朝練だけで調整するしかなかったが悪天候も重なった、結局朝練を2回ほどしただけで決戦に臨む。そして迎えた6月25日。この日も前日の雨が残りグラウンド状況は悪くウォーミングアップも満足に出来なかった。しかも対戦相手の豊中三中には一度も勝っていない。また試合会場の豊中マルチグランドは天然芝で、このチームは慣れていない。雨で水が浮く。試合前の今日の運勢、てんびん座(監督)はもう知らない。

 悪い条件が重なる中9時半キックオフ、試合が始まった(写真2)。開始後一進一退の展開が続く。ああ!あっ!前半10分過ぎに相手のセットプレーから不運な形で先制点を許してしまった。0-1!悪い流れだが選手たちはあきらめない。悪い条件は向こうも一緒だ。九中イレブンはだんだんとグラウンドの状況を把握、落ち着きを取り戻しゲームを支配していった。前半20分過ぎに敵陣深くでボールを奪いシュートを放つ。

 強烈なグラウンダーのシュートはキーパーの手をかすめ、同点弾となった。勢いづく九中!こうなれば追うものが強い。すると、おお!おっ!7番が華麗なドリブルで相手を抜き去りスルーパスをし、反応した9番が(9番はサッカーの世界では点取り屋の背番号としてつけることが多い)キーパーの動きを見て、冷静にゴールへ流し込んだ。やった!逆転に成功する。練習をしていた形がそのままゴールへとつながったことがうれしい。後半も終始押し気味に試合を進め、そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。2-1での逆転勝利で中央大会出場を決めた。このチームは逆境に強い。選手は応援していただいた保護者席へお礼へと向かった(写真3)。

 顧問「勝因は、一人一人が最後まであきらめず球際で1対1で負けなかったことだと思います。このまま中央大会でも最後まであきらめず一戦一戦頑張って欲しい。試合に出られなかった選手も一生懸命応援してくれ、保護者の皆さまもご声援ありがとうございました。」

挑戦し、学び続ける サッカー部顧問