ともだちとともに ねばり強さと やさしい心で まなびあう刀根っ子

これぞ刀根山小の運動会!!

【一生懸命応援、声援、そして力出し切った競技・演技】

10月14日(土)は、暑くもなく寒くもない、最高の天候に恵まれての運動会を開催することができました。4年ぶりに全校児童が会場に集い、観覧の保護者の方々も入場制限なしで実施した運動会でしたので、前日までの準備では、コロナ前の運動会を知る職員も少なくなっていることから、様々な点で戸惑うことがあり、「当日うまくできるかな」と校長としては少々不安を抱いていました。

しかし、そんな不安を払しょくしてくれたのは刀根っ子たちでした。開会式では「運動会の歌」大合唱が聞かれ、スタートから気迫満点! 各学年の徒競走・リレーでは、放送係の子どもたちの「赤がリードです。お!!白が追いつきました!!」など熱のこもった実況放送に加えて、見学する子どもたちの惜しみない拍手と声援が、走る子どもたちの背中を押してくれているように感じる、まさに真剣な競技が見られました。そして、どの学年も練習を頑張った団体演技では、子どもたちは「私頑張ったで!!」「ぼく頑張ったで!!」「やるぞ!!」という内なる思いを全面にして、のびのびと楽しそうに演じてくれました。その演技に対する惜しみない拍手、最後の6年生の演技では、開始前に5年生児童席から「頑張れ!!6年生」の大声のエールコール!! 他学年もそれに呼応してくれました。私は何度目頭を熱くしたかわかりません。子どもたちが友達を応援し、友達の頑張る姿を見て、自分も力を出し切る! まさに「ともだちとともに、ねばり強さと、やさしい心で、学び合う刀根っ子」でした。ここまで子どもたちを高めてくれたのは、一人ひとりの教職員の日ごろからの惜しみない教育活動の積み重ねだと感じています。

運動会の様子1 運動会の様子2

運動会の様子3

【子どもたちのために熱量100%の保護者・地域の方々】

4年ぶりの入場制限なしでの開催ということもあり、大勢の保護者の皆様に観覧いただきました。子どもたちにとって、大好きなお家の人に競技や演技を見てもらって、拍手をもらい、そして褒めてもらうことは何よりも嬉しいことです。運動会で見せてくれた子どもたちの顔は、保護者の方が見てくれているという安心感と喜びでいっぱいの笑顔でした。

また、運動会があのように盛大に開催できたのは保護者の皆様のご協力の賜物です。PTAの皆様によるご協力で優先観覧ゾーンでの観覧の入れ替えや、すべての保護者の皆様の学校からの様々なお願いをきちんと守っていただいたことで、みんなが気持ちよく運動会ができました。本当にありがとうございました。

そして、私が感動させられたのは、保護者の皆様と地域の方々の熱量です。教職員は、子どもたちの椅子運搬と下校指導に手を取られるため、後片付けのご協力を保護者の皆様に呼びかけたところ、多くの保護者の皆様がご協力くださいました。教職員が子どもたちを下校させて運動場にでてきたときには、ほぼ後片付けが終了していました。また、地域の方々には前日準備からお手伝いをいただき、色々お声掛けくださり、準備片付けがスムーズに進みました。保護者・地域の皆様のご協力は、「頑張っている子どもたちのために何かしてあげたい」という熱量の表れだと私は感じています。

私はこの運動会を振り返り、素敵な子どもたち、その素敵な子どもたちに毎日教育活動を進めてくれる素敵な教職員、そして学校に協力いただいている素敵な保護者・地域の方々に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。その感謝を胸に刻んで、今後も刀根山小学校は頑張っていきたいと思います。

第2回学校運営協議会の概要について

1.日 時 令和5年(2023年)9月23日 15時00分~16時30分

2.場 所 豊中市立刀根山小学校 多目的教室

3.出席者 (委員)7名(定数8名)(事務局)校長 教頭

4.協議内容

(1)①学校教育活動等の報告 資料…学校ホームページ・とねしょうかわらばん

○1学期は特に大きな問題なく、無事に終えることができた。9月15日(金)スマートスクール実現モデル校公開授業研究会を行い、豊中市内、大阪府内より約150名の参加があった。毎日少しずつ取り組んできたことが評価された。9月20日(水)には、JICA視察研修として支援教育について発展途上国の教育関係者の訪問を受け入れ、17か国の方たちと交流することができた。

(主な意見要旨)

・小学校のうちからICTに親しんでいくことが社会に出たときに、有効な力になり得るだろう。

・会社でもスマート生産を進めていく方向性になっている。リテラシーを育てていってほしい。

・刀根山小学校はスマスク指定に手をあげたんですか?

  回答…刀根山小はipadをよく使っているので、指定を受けませんかという打診があった。

・学校全体の先生方が足並みをそろえて教員の皆さんが子どもたちのために使っているところが素晴らしい。子どもたちの様子がどう変わっていくのかということが楽しみです。

・JICA受け入れの逆として、刀根山小学校の教員の皆さんが外国に出て実際に触れていくということがあればいいと思う。ゆくゆくは子どもたちも海外へ出て行けることがあればいいです。

・JICAの皆さんが帰る時に刀根山の子ども達が積極的に挨拶したり、関わったりしているところを見ることができた。

 

  ②集団登校・安全当番検討委員会について 資料…アンケート結果グラフ

○アンケートから集団登校、個別登校希望者が半々となってくる。1年生については集団登校の希望者が多かった。地区別に見たからと言って、大差はなかった。そこで、検討委員会としては、期間限定の集団登校と個別登校の併用を提案しようと考えている。4月は1か月間、2学期、3学期の始めは2週間くらい集団登校を行う。その後は登校形態をフリーとする。完全個別登校であったり、近所の友達と小集団で来たり、集団登校とは別の大きなグループで来たりする。3学期2月から施行予定。

(主な意見要旨)

・刀根山小学校まで今の保護者は送ってくることは少ない。しかし、本当は保護者の方に刀根山小学校までついてきてもらいたい。

・集団登校のよさをもっとわかるように、学校から知らせることができてたのか?なくなるとどんなデメリットがあるかとか伝えることができたのか?異学年で交流できる機会になるので、大切だと思う。

・子どもたちは集団登校をどう思っているのか。保護者の都合だけ反映されているのではないか。

・集団登校のあり方について

5月30日付で行った保護者へのアンケート結果を見ると、「現行通りの年 間を通して保護者の安全当番ありの集団登校」が約43パーセントと最も多かった。予想された結果だが、この数字(約44パーセント)を多いとみるかどうかだが、私は少ないと見た。回答する保護者の側に立てば、子供の安全な登校のためには、現行のままがよいと考えるのが普通だろう。なので、過半数を超え、60パーセントくらいを予想した。そして、二番目に多いのが「立ち当番なしで、年間通じて個別登校」で24パーセント。現行とは正反対の「完全個別登校」のやり方だ。そして、三番目も「立ち当番ありの個別登校」で13パーセントだった。ここから見えてくるのは、集合時間と場所が決められている集団登校を嫌がる家庭が相当数あり、立ち当番を嫌がる保護者も少ない点だ。ある程度予想できたことだが、共働き家庭の増加など時代背景が表れているのだろう。また、予想通り、低学年の保護者は集団登校希望、中、高学年は学年によって違うので、学年が上がるにつれてとは言えないが、個別登校希望が増えている。特徴的なのが、地区別、班別で数字の違いが顕著な点だ。個々の違いについては触れないが、提案としては、一律に登校方法を決めるのではなく、地区別、班別に臨機応変に方法を変えるのがいいと思う。

・3回目の会議で経過報告をお願いします。

 

(2)コミュニティースクールをすすめるための現状と課題

○「とねサポ」ボランティア…保護者のボランティアは、1学期の熟議を受けて2学期より始めた。最初は10人ほど、それ以後10人ほど集まってくださっている。

 (主な意見要旨)

・自分の子どもに関わることがらなら、集まってくれるとは思う。学校が呼びかけたら、協力してくれると思うので続けていってほしいです。地域の方に手伝ってもらえるのであれば、どんどん呼びかけてください。

・学校の先生方と保護者が直接お話しする機会はありますか?

   回答…個人懇談があります。

・20人くらいの教員が多目的室に集まってグループで話すことができるとコミュニティースクールも進めることができるのではないだろうか。地域と教職員の対話集会のようなもの。そこに子ども代表も入ってきたらいいのではないだろうか。

・保護者の方も学校と交流したいという思いはあると思うので、考えていってはどうだろうか。わざわざは大変なので、大きな行事と抱き合わせですることも考えると良い。

・コミュニティースクールの推進に向けては、「とねサポ」ボランティアの導入については、おおむね賛成です。活動内容については、ボランティアの主な内容(例)に以下を加えてはどうでしょうか。授業補助の例に、英会話、国際、パソコン(ICT)、脳トレクイズ=北名古屋市立五条小学校が脳トレランドとして週一で実施。図書館手伝いの例に、(低学年向けの)図書読み聞かせ=放課後などの時間にあと、ボランティアの対象が保護者に限定しているが、地域住民に広げることはできないのか、1回目の会議でも議論になったが、地域住民にはいろいろな分野で能力のある人も少なくなく、体育やパソコンなどでは若い大阪大学生に協力してもらえるのではないでしょうか。対象者を広げることで、異世代間、地域の住民交流の場にもなるのではないでしょうか。

・しんどい子どもたちをサポートするシステムを作っていくことはできないだろうか。地域には元教員や大学生も多い。体調のしんどさだけでなく保健室へ来る子にもサポートしてあげられないだろうか。支援を必要としている子どもに、個別に対応してあげることはできないだろうか?

 

(3)その他

○第3回 2月17日 10時から

○地域の高齢化が進み、見守り隊の中でも故障者が続出しているので、もっと若い保護者に助けてほしい。

○現在の保護者には、社会情勢や時代背景によるところもあり、少し心のゆとりがないように感じる。

 

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