校章てきたっこ  9月13日号

猛烈台風…暑さはまだ続く?!

 台風10号は迷走しながら日本列島を縦断しました。豊中周辺ではあまり被害はありませんでしたが、全国各地で大きな被害が出ました。8月末に続いて発生した11号は10号よりもさらに猛烈な勢力を持ち、中国やベトナムに甚大な被害が出ています。台風のシーズンはこれからが本番。地球温暖化で海水温が高いため、発達し続けながらやってきます。これ以上大きな台風が来ないよう祈ります。

 9月も中盤になり少しは涼しくなることを願っていましたが、日中は相変わらず熱気むんむんで、熱中症指数計とにらめっこの日が続いています。水筒・帽子・汗拭きタオルを忘れずに持ってきましょう。

いのちを大事に

 9月は1年で最も子ども(18才まで)の自殺が多い月なのだそうです。長い休みが終わった直後の9月初めに夏休みの宿題ができていないとか集団生活が始まることへの不安など、様々な理由で自らの『いのち』を絶ってしまう子どもが増加するようです。

 2日の全校朝会で、『いのち』の話をしました。世界では、戦争や飢餓・貧困などのために死んでいく人がたくさんいること、日本でも事故・災害や病気などでもっと生きたいと思いながら亡くなっていく人がおられること、どの人(子)の『いのち』もかけがえのないものでとても大切なものであること、自分の『いのち』は自分だけのものではなく家族や友だちや周りの人たちにとっても大事なものであること、そしてあなたがいなくなってしまったらあなたの周りのたくさんの人が悲しむことなどを伝えました。

 生きていれば嫌なこと、辛く悲しいこと、その場から逃げ出したくなること……いろいろあるでしょう。でもやがていつかうれしいことも巡ってくることがあると思います。『いのち』がなくなってしまったら、もうどうすることもできません。たった一つしかない『いのち』を大事に、精一杯生きてほしいと話しました。

風水害避難訓練

 11日(水)に『風水害』を想定した集団下校訓練を行いました。当日は暑すぎるぐらいのよいお天気で、熱中症を心配しなくてはいけない状況でしたが、A~Nの地区ごとに集合し、地区担当の先生と一緒に下校しました。

 5月の下校訓練の時と同様、どこに行けばよいのかがわからなくなってしまった子が何名かいました。自分が何地区なのか、明日はなかよし(学童)に行くのか行かないのか、前もってお家の人と確かめておくようにしましょう。

 見守りにご協力いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。

そろそろ自立を……

 北門に立って登校の様子を見守り始めて2年半。少し気になることがあります。それは、子どもたちに付き添ってこられる保護者の方が長期休みを経るごとに増え続けているということです。けがや特別な事情がある場合などは一緒に登校していただけると学校もありがたいのですが、元気であれば子どもは一人で歩いて登校してほしいと思います。荷物もお家の人に頼らず自分で持ってきてください。

 1年生ももう学校に慣れてきているので、児童玄関まで⇒校門まで⇒学校近くの交差点まで⇒家の近くの曲がり角までというように徐々に付き添う距離を縮め、自分のことは自分でできるように育てていきましょう。

体育館トイレの改修と本館トイレの洋式化について

 9月17日(月)から、トイレのバリアフリー化改修工事が始まります。

 災害時の避難所など様々な方々が使用することを想定して、体育館のトイレは大幅な改修工事、プールと本館の女子トイレ(1か所を除いて)の和式便器を洋式のものに取り換えます。体育館は、今のトイレ設備を全て壊して造り替える大掛かりなもので完成まで約5か月かかるそうです。そのほかのトイレは少しずつ時期をずらせながら順番に工事を行う予定です。

 2月末まで体育館のトイレは全く使用できませんので、体育の授業中は本館1階の西トイレを使います。大きな行事や体育施設開放の場合には、プールのトイレを使うことになります。(プールトイレの工事中は、夜間の体育館の貸し出し中止をお願いすることになります。)ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

工事中は子どもたちの安全のために次のように指導します。

・工事関係者の自動車の通行があるので、朝7:50までに登校しない。   

 (7時開門を利用する児童はトラック等に注意して通行してください。)

・北門側に設置される資材置き場、体育館横(西門側)等の立ち入り禁止場所には絶対に近づかない。 

一中の先生による「おもしろ科学教室」

  7月26日(金)に一中の理科の先生方3人にお越しいただき、おもしろ科学教室を行いました。この教室も今年で3回め。今回は「試験管の中に虹を作ろう」でした。

 まず、紫キャベツを刻んだものをビニール袋に入れてもみ、精製水を加えて絞り紫キャベツ水を作ります。それを試験管に注ぎ、そこに薬品をほんの少しずつ加えていき、色の変化を確かめていきました。

 5,6年合わせて19名が参加し、科学実験の面白さを体験しました。試験管の中に見事に美しい虹が完成しました。