学校だより てきたっこ 7月5日号
7月5日号
平和月間 豊中空襲について
6月28日(金)2時間めは3・4年生が、3時間めは5・6年生が、豊中空襲についてのお話を聞きました。お話をしてくださったのは、第一中学校で長い間勤務されていた能登先生です。「私の遺言だと思ってお話を聞いてください。」と切り出され、ご自身の生い立ちや79年前の豊中空襲の様子を第一中学校のクラブ活動で製作された記録映画をもとに話してくださいました。
豊中市は、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)6月7、15、26日・7月9、22、30日の合計6回空襲を受け、家屋の全壊・半壊約3000棟、行方不明者・死者・重軽傷者合わせて約1500名もの被害を受けたそうです。特に最初の6月7日の庄内周辺の空襲は被害が大きく、この日だけで541名の方が亡くなられたそうです。
当時の克明小学校や桜塚小学校の様子などの貴重な写真を映しながら、「みなさんが住んでいるこの町にも戦争の傷痕が残っています。全世界の人々が相手のことを思いやる心を大事にして、世の中から戦争をなくしていきましょう。そのためには、まず、クラスの友だちを大切にすることから始めてください。『さ(探す)・し(調べる)・す(推測する)・せ(説明する)・そ(そうだったのかと検証する)』勉強をして、何が正しいことなのかを考えて行動できる人になってください。」とおっしゃっていました。
水泳指導 いよいよ最終回
今年度から始まった履正プールでの水泳指導もあと1回となりました。1回60分・6回の指導で、子どもたちは素晴らしい成長を遂げました。
履正プールの子どもたちの人気ポイントは、①天気に関係なく泳げる②温水シャワーがある・プールが浅い③自分に合ったことを教えてもらえるです。①ここ2、3年は晴れていてもWBGTの値が高くプールに入れないことが多々ありました。②これまで、地獄のシャワー(水のシャワー)がストレスだったようです。また、学校のプールと違って踏み台があるので安心できるのだそうです。③きめ細かく丁寧に教えてもらえるのがうれしいようです。
顔に水がかかることさえ嫌がっていた子どもたちも様々な指導のおかげで、水に慣れることができてきました。低学年でもバタ足やクロールが美しいフォームでできるようになりました。中・高学年では、クロール・平泳ぎ、背泳ぎにもチャレンジしています。これを機会に楽しく水泳ができる子どもになってほしいです。
はばたけ てきたっこ
豊島北小の通知表は、『はばたけ てきたっこ』という名前です。
学習の様子は各教科の項目ごとに低学年は2段階(できる・がんばろう)、中・高学年は3段階(よくできる・できる・がんばろう)で評価し、生活の様子は2段階(できる・がんばろう)で評価しています。特別の教科道徳や、英語については文章記述で学習の様子を示し、総合的な学習については4項目のうち顕著なもの1つに○印を付けています。
昨年度1、2学期は『先生から』という所見欄は廃止し、○印の評価だけでは伝えきれない内容について児童本人や保護者のみなさんとの個人懇談の際に言葉で伝えましたが、個人懇談がない3学期はこれまで通り文章表記を行いました。しかし、今年度からは1年間を通して『先生から』の欄はやめ、3学期は児童のみ個人面談で評価や励ましの言葉を伝えることとします。
ひまわり学級に在籍する児童については、個人目標に合わせた項目と差し替えてがんばりの具合を○印で表します。(○印で表しにくい項目については、短い文章で評価する場合もあります。)日々の様子について連絡帳でお知らせしておりますので、別紙のものは作成いたしません。ご理解のほどお願いいたします。
自主学習ノート
今年度も応援ノート事務局にお願いして、全校児童に1冊ずつ自主学習ノートを送っていただきました。取り組み始めて3年め。事務局からいただいたノートのほかにプレゼント用として買ったノートは2年で300冊を超えました。1年間に5冊、6冊と仕上げてくる子もいますので、どんどん買い足しているうちにこんな数になりました。
7月1日の全校朝会で自主学習の合い言葉、『すすんで・すこしずつ・つづける』について話しました。
○すすんで:自主学習はその名の通り、自分でやろうと決めて取りかかることが 何よりも大事です。内容も自分で選んでほしいと思います。自分の興味があること、苦手なこと…自分で選ぶことに値打ちがあります。
○すこしずつ:一度に大量にしようとすると、すぐにくたびれてしまいます。1日に1ページずつ、ていねいに仕上げましょう。
○つづける:1日1ページのペースで続けると1か月でノート1冊が仕上がる計算になります。小さなことでも続けることで大きな力になります。
昨日の自分より少しでも賢い自分になれるような自主学習をしていきましょう。ノートを使い終わったら、校長室まで持ってきてください。校長室入口の学年別の一覧表に名前を記入し、ノートは展示コーナーに飾ります。また昨年までと同様、新しいノート(大学ノート・方眼ノート・自由ノートのどれか)1冊と折り紙作品をプレゼントします。