男ボラさんのサポート 火起こし お餅の時間
3年総合:七輪火起こし(写真1)

3年総合 :七輪の時間(写真2) 

3年総合:お餅の時間(写真3) 

 お餅を焼いて食べたい!そんな時は火を起こして七輪で焼こう!が昔の人の常識でした。3年生の常識は、ダンボラさんサポートによる出前授業「七輪による火おこし体験」です。本日16日に運動場で先人の知恵を学び、もう無我夢中でした(下写真)。※ダンボラさん …西丘小を支えるボランティアの皆さん

3年生総合 火おこしの時間 七輪 七輪(しちりん)はオリンピックの五輪とは関係ない。炭火をおこすための簡便な土製の小型こんろが七輪である。今ではほとんど使われなくなった。が、炭火で食材を焼くと旨い。赤外線の発生量がガスの炎の約4倍になるといわれている。飲食店において炭で焼いたウナギや焼き鳥が美味いのはそのためだった。で、防災時にも活躍する七輪を「使って知ろう!」というのが毎年3年生のめあてである。今年もダンボラさんのサポートを受け、七輪での「火おこし体験」に取り組んだ。

 火起こし体験 1月16日(木)1.2限、3年生とダンボラさんが顔を合わせた。ダンボラさん「昔は、お風呂や料理で火を使うときはマッチを使っていました。七輪でさんまや餅もよく焼いていました。3年生の皆さんには火を起こすことの難しさとおもしろさを知ってほしいと思います」。各グループに分かれ、七輪を囲んで火起こし体験が始まった。新聞紙やよく燃えるスギの葉にマッチで火をつける。すぐに消えた。炭にはなかなか火がつかない。煙だけがもくもく上がる。煙い!失敗を重ねてダンボラさんの温かいまなざしお出ましである(写真1)。コツを教わった。うちわで空気口に風を送り、炭を転がして空気の通り道をつける。根気よく火の世話をしてみよう。あちこちの七輪が着火していく(写真2)。炭が赤く燃えだした。網をのせて餅を焼くぞ。やったー。人は我を忘れて没頭するときに幸せを感じる。夢中になる。焼き目がつき食べごろになったところで「いただきまーす!」、餅ろん、炭火焼きお餅(写真3)は「うまい!」。餅を焼いた後は白くなった炭に手をかざす。じんわりと体が温まる。七輪を囲み笑顔と会話が弾む3年生、夢中っ子「またやりたいな」。

 校長 協力し手間暇かけて七輪で火を起こし餅を焼く。毎年この体験で子どもたちは昔の人の知恵や工夫と生活の豊かさを知ります。子どもたちに笑顔でやさしく教えるダンボラさんの姿が印象的でした。夢中になるって素敵ですね。ダンボラのみなさま、今年もありがとうございました。

しんねんに 七輪おこして 夢中っ子