11月26日 ゆうゆう教室×見っけ=瓢箪池の水を全部抜く
瓢箪池:泥さらい(写真1) | 瓢箪池:泥さらい(写真2) |
瓢箪池:生き物みっけ(写真3) |
秋風が冷たくなり冬が近づいてくるのを感じる今日この頃です。さて、水も冷たくなる前に・・・23日(土)にゆうゆう教室(父親会主催)で「瓢箪池(ひょうたんいけ)の水全部抜く大作戦」が実施されました。大人も子どもも泥んこになりながら池の中にいた生き物を見っけ大はしゃぎです。
瓢箪池 瓢箪池は西丘小体育館の北側に位置する池だ。西丘小の中で最も自然豊かで最も植物や虫の観察ができる場所である。40年ほど前に造成されたので近年は瓢箪池の内部にひび割れも生じていた。水が漏れ水位を保つのが大変な状況であった。だが業者に改修してもらうには費用がかかる。どうしたものか?と思案していたら父親会さんが救いの手を差し伸べてくれた。水を抜きひび割れを見っけ補修してくれるという。ありがたい。当日を迎えた。箕輪小公民分館長の福本さんも水抜きポンプを持って駆けつけてくれた。水を抜く。外来種である「シュロガヤツリ」が池の3分の1を覆っている。父親会、福本さん、校長教頭が鎌で刈る。下の根が張った泥土を外に運び出した(写真1)。水が減ってくるとさまざまな生き物が水面に顔をだす(写真2)。さぁ、いよいよ子どもたちの出番である。水抜きと子どもたちが生き物に触れ合うイベントをくっつけたのだった。
生き物見っけ 池の主の鯉も救いだす。鯉は去り、さぁ高学年よ低学年よこい。こい。バケツで池の水をすくったらいる。いる。たらいに網をかけて水を流す。「メダカがめっちゃおるー!」「エビ見っけ!」「ザリガニおったぞー」「お父さんヤゴ見つけたよ」、生き物見っけは続く(写真3)。こんなにもたくさん生き物がいたのか。知らんかった。一緒に来られたお家の方もびっくり。おそるおそる生き物に触っていた子どもも慣れてきたようす。素手で大胆に触れ始める。持ってきたビニール袋に入れて持ち帰り大好きな飼育ができる。びちょびちょで泥だらけになった子どもたちは生き物に恋をする。
校長「子どもたちは瓢箪池が大好き。先生方と一緒によく学びに来るのですが、これだけたくさんの生き物と触れ合える機会はそうありません。貴重な体験になりました。瓢箪池は改修とともにゆくゆくは、メダカやヘイケボタルなど在来種が生息するビオトープに変えていく予定です。今後も父親会さんをはじめ、みなさんで楽しみながら瓢箪池を作っていけたらと思います。父親会のみなさん、福本さん、ありがとうございました」
めっちゃおるー 瓢箪池で 触って見っけ